コンクリート・ユートピアのレビュー・感想・評価
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食人族なのか
時間空いたので、予告で面白そうだったこの映画を鑑賞。
時期的にちょっと気が引くのですがね。
映画的には、震災と言うよりは大規模な地殻変動で壊滅するみたいな感じなのです。地殻変動が地震なのかな...
あんだけ荒れ果て地にポツンと一アパ。それを巡って住民と外の人達の争いなのだか、あの状態でなんか皆んな能天気なんだよ_(┐「ε:)_
もっと異常な状態だと思ってました。いや代表もきっかけはどうであれ、自分の居場所を守るのって本能だと思うし。
ホント、普通の人でした。
モールとか軍事施設で食料備蓄がある設定なら襲われるのわかるけど、外出て食料調達してるのに外の人達から命掛けで襲われるのもどうなのかと。
外では食人族呼ばわりなのに。
ラスト近く夫婦がアパートから逃げて外出た時、下から見てた人、肉食べたけどあの人、食人設定ですよね。
だから、旦那さん亡くなってステンドガラスに写った人影、食人族が来たと思ってました😅
違うなら救助隊の方が良かったなー
この展開なら救い様がない様な...
また繰り返しですね😣
ごめんなさい...自分は鑑賞してて何ですが、今の時期に観る映画じゃなかったかな。
途中で観るのやめたくなった
好きなパク・ボヨンが出るなら絶対観る〜!と予告から楽しみにしてた映画
大災害でただひとつ残った住居建物の住人がそこに群がる家も行き場も失った人々と戦う話よね?と想像しいざ鑑賞
え?いきなり荒廃した世界??
としょっぱなから思考停止
途中回想で災害シーンあったけど
昔大流行したアメリカの巨大宇宙船に攻撃されたあのシーンの様な
これ生き残れる人おるんか?な災害っぷりでパク・ソジュンよくあの中生きて帰ってきたなぁと…
人は切羽詰まるとあんなに獣化してしまうのか?という位の非人道的な人々ばかりの描写からのラストのシーンが自分の中で繋がらなくて
これ完全に天国に住む人と地獄に住む人くらい別な世界の話じゃ??と…
イ・ビョンホンも途中までサイコパス過ぎて怖かった
とにかく大災害で生き残る方が不幸だとしか思えず
自分もこの環境になるとこんな野蛮で自己中になるのか…と目をそらしたい気持ちばかりで
館内の真ん中に座ってなかったら途中で観るのやめたかった(TT)
一刻も早い復興を祈ります
予告からはただの韓国製ディザスターパニックものだろうとさほど期待せず鑑賞。正直、この2024年の年明けに本邦での公開はタイミング悪すぎとしか言いようがないのだが、作品自体は予想していなかった味わい深さがあってかなりおもしろかった。
冒頭からどんな大災害かを映像でしか見せず一切言葉で説明しない潔さ。展開は序盤はコメディ風味を効かせつつ、ヘイトや移民排除、全体主義へとつながる群集心理の恐ろしさを軸に、次第にディストピア感を増していく。集団を仕切るマッチョな軍人とヘタレだけど心優しい文化系、アパートと家族のためというお題目など、福田村事件ともろにダブる。碁石にトランシーバーにゴキブリと小ネタ仕込みもうまく、今や遠藤憲一似のおっさんと化したイ・ビョンホンの狂気っぷりに、ラストも妻の「普通の人たちでした」の一言がめっちゃ重く、観ごたえがあった。
国土を他国に蹂躙され続けた歴史のせいか、新感染といい白頭山大噴火といい韓国には母国をめちゃくちゃにしたい願望があるのだろうか。 あと、はちどりの女子中学生パク・フジがこんなに成長していたとは。人ん家の子はすぐに大きくなるよなあ…。
どんなに 汚れても イ ビョンホン様!
普通の人がロールを持ったら
原始国家の成り立ちをシミュレートしながらも、細かなルールをつくることで生まれてくる対立と矛盾により話が進んでいく。
韓国ドラマは時々、文化の違いからか理解できない冗談とか比喩がでてくるが今作は一般論だけでだいたい理解できたと思う。
主人公の青年は助けを求めてきた親子を見殺すこともできたのにドアを開けてしまう。そこまでのセリフなどのキャラづけから違和感があったものの実は人助けするほう、奥さんとも似たような思想でありながら立場の違いによりすれ違いそうになるなど、いかにも普通の人らしい迷い葛藤がある。
普通の人代表の主人公以外の普通の人たちも役割を与えられたり与えられなかったりするだけで行動原理が変わっていき、システムにおける役割から人格が形成されていくという成り立ちで、大統領になった途端に大統領の顔になるとか、寧ろ思想より役割のほうが重要という、どちらかといえば息苦しい社会の特徴が表れているのかと思う。
ある程度知識と目先の目標のあるなかでの国家形成でどうしても排他的な純血主義みたいになっていってしまうのがなかなか説得力がある。
しかしながら堅苦し過ぎるルールをつくると当然ながら自分の首を絞める結果に・・・
ヒロインの「普通です」が、まさにその通りなのだが・・・
狂気のユートピア
初っ端からの崩壊にシートから浮いたままの状態になりました
時折入るシュールな笑いに止まらない緊張感
そして涙…
誰も幸せになれず正直者が救われず
人間不信に陥りそうな後味悪き暗く重い内容ではありましたがしっかりエンタメとして成り立つ脚本の上手さは秀悦でした
冴えない男が権力に酔いしれ狂気人へと変わって行く過程を奇々怪界で寒々しく鬼気迫る
今まで見た事の無いイ・ビョンホンの演技に👏
劇場が古いからか全体的に画像が暗く登場人物の表情が分かりにくい事が時々あったのが残念でしたが更にその暗さが不気味さと不安を煽る演出にも思えました
この時期での鑑賞は胸が痛みましたが…
予告時から展開と結末が気になっておりました災害と真摯に向き合う想いを持っての鑑賞になりました
自宅が全壊してしまった知人もいました…
被害にあわれた方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます
蚕の缶詰?!('◉⌓◉’)
私の住む居住区はいわゆるニュータウンです。
まだ何もない時からそこに住んでいる地主さんや、開発される前提で土地を買い、家を建て、◯十年も住んでいる、子育てを終えた先輩ご夫婦2人住まいが多いのと、開発された駅近マンションで子育て真っ最中の家族。割と、こんな感じで二極化した環境です。
子供も多く、自治会のイベントも、じいちゃんばぁちゃんが中心となって、かなり盛大に行われます。
私も今班長で、先日もお焚き上げがあり、
寸胴鍋に大量の豚汁!お餅500個!
たこ焼き150食!
作って販売し、楽しかったし、大盛況でした。(足腰は◯んだ( ; ; )
上記のようなイベントのボランティアを募れば皆さん快く参加してくれます。
近所付き合いも程よくあって、子育て中の身としては有難い環境にいると思います。
なので、本作を観て、とても複雑な思いから抜け出せなくなっています。。
ご近所さん、みんな好きだから辛い。
救助を待つ1・2週間程度ならば、助け合い、分け合い、協力したり、他者を思いやる余裕は保てる自信はあります。
しかし、一向に救助が来なかったら。。
子を抱え、食糧も底をつき寒さに震え、周りは死体だらけの状況に置かれたら。。
極限状態になった時、
家族・自分「だけ」は何としても生き残ろうというエゴが剥き出しになっていくかもしれないと震えた。
そしてそれが正しいんだと思い込んでしまうかも。。
意図せず代表となったヨンタク
(イ・ビョンホン)が住民の支持を得て行き、徐々に変貌していく姿が恐ろしい。
まるで「王」にでもなったかの様な眼差しでアパートを見上げる。
「アパート住人は家族」
「部外者はゴキブリ」
と言い、助けを求めに来た部外者を匿っていた「家族」に酷い仕打ちをする。
そんなヨンタクに逆らえず行動を共にするミンソン(パク・ソジュン)の葛藤と善性のミョンファ(パク・ボヨン)の苦悩も同時進行で描かれる。
3人共、単純に、善悪で分けられないと思った。
ヨンタクの過去が明かされる。
彼は加害者ではあるが、被害者でもあり、妻子と暮らす夢が奪われていた。
"ヨンタクの母"のお世話もしていたし、部屋も暖かく保ってあげていた。
確かに加害者ではあるが、最初から悪人ではないように感じてしまった。
ミンソンも配給の缶詰を母子に分けなかったり、火事場泥棒を働くが、全てはミョンファを守る為だと分かる。
唯一人としての心を保てていたミョンファ。徐々に理性を失っていくミンソンを心配し続ける。
そんな彼女の善性が、
「目立たないでほしい」
「危ない事をしないでほしい」
と願うミンソンを追い詰める形になっていくのも皮肉だった。
そして、物資調達に行っていない、外の現実を知らない、運ばれてきた物資に頼るだけのミョンファが理性を保てていたのも、これ又皮肉だった。
ヨンタクの身元が明らかになり、アパートは地獄絵図と化す。
(彼の最期も何だか不憫だった)
( ; ; )
負傷したミンソンとミョンファはそこから逃げ、廃墟に身を隠し横たわる。
「間違っていた」と言うミンソンが悲しい。
(拾ったあの髪飾りは要らないが(°▽°))
1人になったミョンファを助けてくれた女性達に言った、彼女の言葉と涙が重かった。
「普通の人間でした」
誰も異常者なんかじゃない。大切な人や家を守る為に頑張っていただけの、私とも貴方とも同じ人間でした。と言われたようで、息苦しくなった。
しかし、あの安堵に思えたラスト。
希望がある様にはみえたが、どうなんだろう。。(ちょっとモヤる。。)
迫力あるVFXも凄かったし、同調圧力の怖さ、観たくない人間のエゴなど、上手く描いており、一定の緊張感は保たれていたが、、
韓国映画!イ・ビョンホン!と言う事で期待値が上がっていたからか、やや中弛みな部分もあり、少々残念な印象。。
みなさんのレビューを拝読して考えたいと思います。
砦を守る騎兵隊とインディアンの死闘的なところもあり
「パラサイト」的な社会ドラマでもあり。
シビアな社会格差が、コミュニティを壊していくことを描いている作品が韓国映画には多いな、という印象。
孤立したコミュニティを維持するために、外部を敵と見做し、忠誠を誓わせ、忠誠を試す得意な規律を適用するという、オウムやら日本赤軍やら日本帝国やらの方式を取れば、いつかは破綻するという、まぁお決まりのパターン。
韓国の象徴でもあるのだろうか。
あのギスギスしたアパートを出れば、皆が仲良く助け合う世界だった…という救いのあるラスト。
デジタル画像もよくできている。 臨場感あり。
見て損はないいい映画だと思います。
なんとなくスッキリしない
見応えあり!
とても面白かった。
極限状態での人間の業のてんこ盛りと言う感じで
見応え充分でした。
背景のCGや地震のシーンも素晴らしかったけど、
なんと言ってもイ・ビョンホンの、なんでもない男が周りに祭り上げられ豹変し狂って行く様は圧巻でしたし、妻が大ファンのパクソジュンも、どこにでもいそうな青年なんだけど、出て来るだけで絵がもつ俳優さんだなと思いました。
正直このジャンルは日本の何手も先に行ってるなと感じました。
なんとなく日本人が想像する韓国人のパニック映画と言う感じで、我が我がの人が多すぎるのだけど、実際同じ状況になれば、自分もこうなるのかな?と考えさせられる映画ではありました。
公開とほぼ同時期に日本では能登半島地震が起きてしまったのだけど、自分に今出来る事をやらねばなと強く思いました。
胸糞な面白さ
邦画でリメイクしそうです。
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