ノーウェア　漂流のレビュー・感想・評価

生命を生み落とす女性はやはりすごい

Netflixでオススメに出てきて気になってたので観賞しました。
思った以上に良かったですが、もう少し衰弱した感じを出したほうがリアリティがあったかなぁ。

火があるのに魚を生で食べることに疑問を抱く人が多いみたいですが、彼女が魚を全て焼いて食べていたらビタミン不足で死んでいたと思います。ちゃんと意味があると思いますよ。

なんだかなぁ、と。
スニッカーズあるのにへその緒先に食べるのも良く分からんし。怪我の原因も慌てて飛行機に救難信号送ろうとしての事だろうけど、普通前もって上に火なりライトなり置いておこうぜ(というかその為に上開けたようなもんだし)って感じでなんかどうしても俯瞰で観てしまう。

もちろん冷静でいられる状況じゃないこと加味した上で「出来ることをやった」っていうよりひたすら運ゲーに勝ち続けてご都合主義的な"奇跡"で生還しただけって印象がなんとも言えない。そりゃ奇跡がなきゃ生還はできないのは分かるけど、その説得力を出す為の「努力」が必要だし、その努力もただの母強し無敵パワーで全部乗り越えてるだけだから「母強しが伝えたいんだろうなぁ」っていう冷めた目で観てしまう。

これがもう少し「とりあえずハプニングの連続で画的にハラハラさせよう！」みたいな脚本じゃなくてバランスの取れたものなら、この「母強しだぜ！」をもっと感情移入して観られたような気がする。題材はいいし母強しのテーマもいいんだけど、味付けし過ぎて失敗したみたいなイメージ

絶体絶命な状況の中で生まれたての赤ちゃんを命にかえてでも守り、強く生き抜く母親の姿に感動しました。

密航でコンテナに入れられた妊娠中の主人公、警備隊に見つかり一斉射撃をくらうが、なんとか生き残る。
目覚めるとコンテナは揺れており、穴から覗くとなんと海の上に取り残されているみたい。
コンテナ内の荷物で生き残りを図るが、陣痛が・・・。
このパターンは生き残り方が見せ場だが、ちょっとインパクト不足か。

コンテナな中に閉じ込められた女のサバイバル映画。
こういうワンシュチュエーション映画、嫌いじゃない。
しかし、これは都合良すぎ。いろんなアイテムがコンテナ内に散らばっておりますし。
でも残念ながらなんかあと味は、良くない映画や。

で引き込まれた。分かってはいた筈だけど心からこのラストでよかった。色々言いたいことがある人もいるのは分かるけども俺にはとても良き作品。きっと自分の現下の精神状態が共鳴し、いつも以上に感動してしまったんだと思われる。それとAIのお薦め機能がココまでドンピシャリなのも恐れ入ったと思える映画。引き込まれた。

ほんとに、危機が迫った人間って、こんなに馬鹿なの？

相変わらず観ていてイライラしました😣

物語を知らなさ過ぎる。
こんな女に赤ちゃんを産んで育てられるのか。。

元教師なのにこんなに頭が悪過ぎるの？

火があるのに獲った魚を生で食べる！
素晴らしい👍

サバイバルものにSF的シチュエーションと妊婦要素を加えた、設定がすべての映画。

だが、肝心の設定からして、そもそもコンテナがそれほど密閉性の高いものかどうかわからないので、気が付いたら海上をコンテナだけが漂流してるという状況には眉に唾したくなるｗ

海上なのにスマホはちゃんと通じたりするが、旦那とのつまらない会話をして終わり。位置情報から救援を求めたり出来ないのは、事前のSF設定があるからだろうが、食糧不足の割に皆結構肉付きが良さそうなのも、何だかなあ…。

最大の問題である水分や栄養分の補給に関しては、ずいぶんご都合主義の展開で、困ったときに雨が降って、プラスチック容器もたくさんあるから飲料水は困らない。
空腹になれば小魚が寄ってきて、網で取り放題。おまけに衣類や火まであると…ｗ

そのうち浸水がひどくなってきて、コンテナ内の水位も高くなっていくのだが、それ以前に防水と排水方法をきちんと確立していたから、ちゃんとしていれば浸水は食い止められたはずだ。だから何故、水位が高くなっていくのか、理由がわからないうちにアップアップしているのだから、まったく同情できない。

以上のようにサバイバルものとしてはあまりにも温い話なのだが、妊婦設定により出産と育児がある点で新味を出している。この辺、面白いと思うか、出産や胎盤食は見るに堪えないと思うかは個人差だろう。小生はゲンナリさせられた。

助かるは助かるんだろうけど、展開にはハラハラした。

面白かった。
ワンシチュエーションの映画の場合、最後まで観させる絵力と展開力が必要だと思うのだけど、
コンテナの中で妊婦がどうやって生き残るのか、
最後までドキドキしながら観る事が出来ました。

母親は強い。
決してあきらめない力こそがたった一つの生存方法であるように思う。

コンテナに入って来る水をどうするか？
食料をどうするか？
外に出るにはどうするか？
に加えて
赤ちゃんの出産があるところがこの作品の強み。
生んでからまたどうすれば良いのか？
など見所がたくさんあるし、
外に出ようとして、自分の開けた穴で足を切っちゃう
ところなんか、芸が細かいなと思いました。

疑問点があるとしたら、排便はどうしてたのだろうと言う事くらいで大した引っかかりもなく、
この親子を応援して観る事が出来ました。

あるものを活用出来る力は素晴らしい
それが生きる力や
無いものねだりしてたらあかん

なんとなく結末は予想できていたけれど、見応えはあった。

母の命を救ったのは、小さな小さな「ノア」の方舟。
親子で必死で生き残った、究極のサバイバル。
どちらか1人では決してなし得なかっただろうけど