劇場公開日 2024年4月12日

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クラユカバのレビュー・感想・評価

全56件中、41~56件目を表示

3.5キャラはしっかり立っていた

2024年4月13日
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鑑賞方法:映画館

街の炭鉱跡坑道や地下鉄、地のヤクザや動物や暴走した機械が勝手に掘った穴など「クラガリ」と呼ばれる地下世界で、様々な事件が起きるという設定を元に、キャラが動き回るスタイル。

今回は探偵・荘太郎と指揮官・タンネのW主人公。
神田伯山、坂本頼光という講談と活弁の2人に、黒沢ともよも加わったキャラたちはしっかり立っていて、いくらでも話は作れそう。
ただ、説明セリフを排除した結果、かなりわかりにくく、雰囲気重視になってしまっていて。
大正から昭和のような雰囲気のレトロ・和風スチームパンクっぽい世界観は海外では受けそうだが、日本ではどうか?

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コージィ日本犬

3.0幻想的ではあるが

2024年4月13日
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鑑賞方法:映画館

 大正スチームパンクの世界観と幻想的なアニメーションに惹かれる。だけど物語がぐるぐるして睡魔が襲ってくる。

 時々、坂本頼光の声で目が醒めて、こういう世界が地下にあるのか、っと思っては見るものの、またコックリしてしまう。

 もうひと押し、何かが欲しかった。

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bion

3.5探偵は地下にいる。

2024年4月13日
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鑑賞方法:映画館

大正か昭和初期が舞台の冒険活劇だな。
まあまあ面白いかな。サキってちびっこ情報屋もう少し活躍するかと思ったんだが。結局覆面党って何だったんだ?

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あらじん

3.0クラガリに ヒカレルナ!

2024年4月13日
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クラガリにヒカレルナ!

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完

2.5地下鉄の街という設定は良かったが

2024年4月13日
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2024年劇場鑑賞86本目。
まぁコナン観た直後に同じ探偵ものとして観たのが良くなかったのですが、1時間ほどという短さを差し引いても話が薄いなぁと。今回のコナンもなかなかの薄さでしたが、やはり億稼ぐだけのことはあるなと逆にコナンの評価が上がりました(笑)

この長さを二本同時公開するなら一本にまとめてもオッペンハイマーより短いのに・・・。片方しか観ない人もいないでしょうし、回収方法がエグいなと思いました。まぁ分かれてたおかげで予定合ったので自分的には良かったのですが。

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ガゾーサ

2.0レトロ感と絵的な斬新さを楽しむ作品

2024年4月13日
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カツベン二郎

4.5ややもう少し時間が欲しかった一作。

2024年4月13日
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今年145本目(合計1,237本目/今月(2024年4月度)19本目)。
(前の作品 「リンダはチキンがたべたい!」→この作品「クラユカバ」→次の作品「クラメルカガリ」)

 東京テアトルさんの作品は、大阪市ではシネリーブル梅田(来週から「新テアトル梅田」になります。旧テアトル梅田にいかないように注意)がメインですが、なんばパークスシネマでもやっていました。

 またこちらの作品は、本作(~ユカバ)が冒険もの、「~カガリ」が「甘酸っぱい恋愛もの」という扱いで「あなたはどっちから見る?」という宣伝もされていたと思いますが(2023年だったか、大分市を舞台に青とピンクの「主人公違い」で「どっちから見る?」というアニメ映画がありましたね)、コナンのやりすぎて「どっちから見る」も何も選択肢がありません…(7時間待てっていうのは無理すぎ)。

 そしてこちらの作品ですが、大正時代などを時代背景にしながら(大正時代、は明示はされないが、描写からある程度類推ができる)、地下にすくうものを見に行くという冒険もののストーリーです(「~カガリ」とは世界観を共有しているだけで、共通登場人物はいない?)。

 ただ、その分、60分ちょっとという長さでは限界がどうしても出て、とくに「~ユカバ」については話が飛びすぎで理解がしづらいという点がかなりあります(「~カガリ」は恋愛ものなので、ある程度理解はできる)。この点がかなり厳しく、あと20分程度時間があっても良かったのではないのかな…と思えます。

 また、上記に書いた通り大正時代などが想定された設定のため、古典文法的な言い方やその看板なども見られますが、これらは一部高校の古典を超えた部分もあり、何らか配慮が欲しかったです(かなり語彙レベルの高い語や表現も出ます。高校古典程度はちゃんとやっていないと詰みます)。

 個人的には「ユカバ」→「カガリ」で見ましたが(上述通り、コナンのやりすぎで選択肢がそもそもない…)、どちらから見ても良いのでは?と思います(ただ、後でまた投稿はしますが「カガリ」は恋愛ものに寄せた筋があり、理解はしやすい映画です)。

 採点に関しては以下まで考慮しました。

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 (減点0.3/一部の古典的言い回しの理解がかなり難しい、正確な知識がないと厳しい)

 この映画で、「撃ちてし止まむ」という言い方が登場します。この表現は戦中等で用いられたため、当時の時代(戦中時代)にできた語と勘違いされるかもしれませんが、もとは「古事記」からきている立派な言い回しで、それが戦前戦中において、こうした「軍事的要素」を持つ古典的な言い回しの一部が「戦争の道具」に使われたにすぎません。

 また、この「撃ちてし止まむ」も正しい意味の理解まで求めようとすると古典文法の知識が必要です。「(相手を)撃ったら、(戦いを)やめよう」という意味で、第二次世界大戦はそれをさらに言い換えて「相手を全滅させるまで戦おう」的な意味合いに取られるようになりました(そもそもこの「撃ちてし止まむ」は、古事記にでる以外はほか、第二次世界大戦までほぼ使用例がないほど使用例が極端すぎる)。

 (減点なし?/海外において放映が困難?)

 こうした、第二次世界大戦において、いわゆる「大本営」において多用された語であることはどうしても否定はできず、第二次世界大戦において日本の被害国といえる韓国ほか一部の国では、この表現はどうするか気になるところです。
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yukispica

3.0映像はセンスの塊、話とキャラが薄い

2024年4月13日
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桜春

4.0独特の作風

2024年4月13日
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jax

2.0時間が

2024年4月12日
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ごっとん

4.5世界観が良し

2024年4月12日
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大正か昭和初期といった感じの世界観が良かった。街の雰囲気、メカ、武器とか、当時の映画風の演出とか。
主人公役の神田伯山も好演してた。

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ふーみん

3.5もう30分欲しい

2024年4月12日
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マスゾー

5.0主役の声の良さ

2024年4月12日
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幸せ

主役を演じた神田伯山さんがすばらしい。録音には相当苦労なさったとのインタビューを読んだが、低めに抑えつつも艶のある声が主人公のキャラクターにぴったりだった。

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吉五郎

3.5謎めいた地下都市

2024年4月12日
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難しい

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ぎちょー

3.0この映画を仕上げた監督を尊敬します!

2024年4月12日
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知的

私は性根が下劣で、その映画に捧げた時間とお金を取り戻すぞと肩張り踏ん張り見るのですが、そんなふうにこの映画を見てしまうと物足りないところは多少ありますが、昭和レトロと現代のPOPカルチャーを共存させて、こうした独自の世界観の作品を仕上げた塚原重義監督の行動力を高く尊敬いたします。キャラクターの絵の不均一やシナリオが練れきれなかったところ、一言で言えば20年前のゲームの挿入動画みたいかなとか、不満も少しありますが、監督自身は真面目な方で、日本と海外のスタッフをバランスよく使いこなすとかご苦労も多かったことでしょう。
61分と短めなので、とにかく気楽に見ることをおすすめします。声優さん、挿入歌はよかったです。流石にプロのお仕事だなと感心しました。
昭和レトロといえばエログロも混在しますが、今はコンプラとポリコレ全盛。この世界観で思い切ってそっち方面にも突っ走って欲しかった気持ちもあります。
全体としては見てよかったです。

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濁河さかな

3.5レトロ調の絵と音楽が良かったけど・・・

2024年4月12日
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ここ数カ月、テアトル系の劇場で上映前の注意事項を絡めた予告編が流れ続けた本作をようやく観に行きました。ちょうど時間が空いたので、塚原監督はじめ、主演の神田伯山らが登場する初日舞台挨拶の回で鑑賞出来ました。

予告編によれば、主人公の荘太郎は探偵で、彼が大量の失踪事件を捜査する話であるらしいこと、絵の感じから大正時代から昭和初期の東京をイメージした街が舞台であることは分かっていましたが、題名の意味がイマイチ分からない状態でした。”クラ”と言えば”忠臣蔵”、”ユカバ”と言えば軍歌の”海行かば”を想起したものの、探偵物とか時代背景とはマッチしないものなので、どんな内容にしてこの題名を付けたのかに興味がありました。

結果、”クラ”とは”暗がり”のことであり、”ユカバ”は”海行かば”ではなく、単に”行かば”という意味でした。要するに、主人公が東京をモデルにしたと思われる大都市の地下に広がった文字通りのアングラ街を冒険するというお話だった訳ですが、正直この世界観がピンと来ませんでした。

最大の問題は、主人公の荘太郎の人物像とか、どんな探偵なのかと言ったものを掴む前に物語がどんどん進んでしまい、最後まで主人公に感情移入出来ないままだったことでしょうか。上映時間が1時間と限られていたので、余計な話を一切入れなかったということなのだと思いますが、もう少し荘太郎を理解できる話を入れて欲しかったなと思ったところでした。

ただ塚原監督独特のレトロ調の絵の感じや、それに合わせた音楽は心地よかったです。また、講談界の麒麟児・神田伯山の声も良く、さらには活弁士の坂本頼光も、小池朝雄のコロンボ調のトーンで登場し、満足させていただきました。

そんな訳で、本作の評価は★3.5とします。

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鶏