「記録はあるよね?」クラユカバ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
記録はあるよね?
新聞社の知人から扇町で連続する集団失踪事件の捜査依頼を受けた探偵が、クラガリと呼ばれる地下の街に潜る話。
オウム探しの依頼人が姿を消して家賃も払えない主人公が、失踪者の写真の中に件の依頼人が混ざっていることに気づき依頼を受けて巻き起こっていくストーリー。
失踪事件の謎を解くという明確な目的がある分、クラメルカガリよりストーリーに入り易いし、その上で巷や福面党等の設定が出てくるので受け入れ易い。
ストーリーそのものは残念ながら何一つと言って良い程解決していないし明かされてもいないけれど、とりあえず一段落ぐらいの感じにはなって良かった。
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