女優は泣かないのレビュー・感想・評価
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定番テーマでもいい映画は作れる!
親子の確執って様々な物語の定番テーマと言える。パターンとして新しいものはないんじゃないかとさえ思ってしまう。でも、やはりうまく作られたものにはちゃんと感動してしまうのだから不思議だ。
不倫騒動で干されている女優が、復帰をかけたドキュメンタリー映像撮影のために地元に戻るという設定。新しいなぁなんて思う展開はない。でも、退屈に思う時間はなかった。たぶん、バディものやロードムービーの要素が含まれていたから。若くて不器用で真面目なディレクターを演じた伊藤万理華のコミカルさや、蓮佛美沙子のちょっと不機嫌な女優の演技がとてもよかった。伊藤万理華って不思議な女優だ。特別かわいいというわけではないが、妙に存在感がある。「サマーフィルムにのって」もそうだけど、ちょっとダメなんだけど、頑張ってるやつをやらせたら光る女優だよな。
あの女優がその父親がコミュニケーション下手でとても不器用だってだけのことなんだけど、まんまと泣かされてしまった。ちょっと笑えてちょっと泣ける。いい映画だ。王道だろうがなんだろうがいい映画は作れるんだよな。あまりメジャーではないけど、一人でも多くの人に観てもらえたらいいな。
うーん・・・
これ、おもしろい?
正直 つまんないと思ったし、誰かにおススメしようとも思わないなぁ
モヤモヤして評判みたら★3.6もあってびっくり!
笑ったとか泣いたとかのコメも結構あって、うーん・・・ホントに? という感じ
主人公の二人が、最後まで好きになれなかった
たんに、わがまま女二人が最後まで好き勝手やった物語に思え全然笑えないし泣けない
ラストのドヤ顔キメゼリフは、こいつ何言ってんの?とか思って、最後の最後にイラっとして映画館を出るはめに・・・
ミステリというなかれがいっぱいだったから見たけど、失敗したなぁ
誰か見ようとしたら止めるかも
まさに「注意!」
マイナーなキャストに知らない監督
良い評判が多かったので「意外な掘り出し物?」と思って見ましたが「他を見れば良かった」「金と時間を返して欲しい」と後悔してます。
私の感性が特別という事でも無く、別で友人も6人が見てしまいましたが、語り合ったら感想同じで、私含め7人が「つまらない」と思った映画です。
べた褒めしてる方が結構いますが、関係者の自作自演?サクラ?って感じです。
もしくは酷評はしたくない優しい方々かもしれませんが、私や友人らのように、良いレビューを鵜呑みに見て後悔する人が出るのもどうなの?と思うので、私と友人らの一致した感想を残します。
まず驚いたのは、劇場に入ったら観客がゼロだったので、思わず「ここで上映だよね?」と劇場を出てスタッフに確認しました。
後から観客来ましたが全部で5人もいない。
そりゃガラガラだよなと納得の映画で、見てる間、何度も寝そうになったし、つまらないから途中で帰ろうかなと思いました。
実際、前の席に座っていたカップルは途中で帰ってた。
良い評判と全くあわないガラガラな観客数が、この映画が「面白いのか」「つまらないのか」を物語ってると思います。
面白かったらSNSで話題になってもっといっぱい来るもんね。
閑古鳥の時点で話題性なし。
映画のチケット買う時に、混雑確認は大事だと痛感した。
映画は、前半はやたらキーキードタバタで、コメディと評してる人がいますが、単に目ざわり・耳障りなだけで笑えた所一切なし。見ててイラついただけ。
ストーリーの流れも順番がおかしいのか、わかりにくい箇所が多く、ギャグっぽいシーンも、素人がやるお笑いライブみたいにサムく、突拍子もない下ネタもあって、あれを演じたキャストがかわいそうと思った。
そんな、どうでもいいようなシーンが長い長い…
見るのに疲れます。
中盤から人情メインみたいな演出になってるっぽいけど、心情の描写がペラペラなのと、シーンの溜めや引っ張り・余韻もなく、やたらスマホ着信やシーン切り替えの邪魔が入るし、それまでの充電切れのくだりや、タクシーアプリを使わない事や、病室にザルで入れたり、危篤時に医師や看護士がはけたり、リアリティの無いご都合主義のシーンが多くて、最初から最後までまったく感情移入出来ない。
なのに、後半では追い込みたいのか「ほら、ほら」と感情の押し売りされる様な展開に、余計にシラケました。
泣ける映画にしたいのか知らないけど、押し売りじゃなく、もっと自然に泣かせて欲しい。
もともと泣ける映画は好物で、涙腺はめちゃめちゃ緩い方。
そんな私がシラケるというのは、「女優は泣かない」というタイトルじゃなく「観客は泣かない」にしたらどうかな?とか思った。
前半でイラつく内容だっただけに、それをひっくり返す展開を期待したけどそのまま終了。
そして、余韻に浸るのを最後に邪魔する様なエンディングと曲。
地元映画というふれこみだったけど、地元愛は一切感じられず、作者はきっと地元が嫌いor本当はどうでもいい、と思ってるのかな、と感じた。
この映画は見た人に何を伝えたかったのか?
見た人に何を感じてもらいたかったのか?
全然わかりません。
「映画ってつまらないでしょ?」「金返せと思うでしょ?」を意図してたのなら100点満点という総評です。
ちなみに、見た7人全員が、ヒロイン二人を演じた蓮佛さんと伊藤さんを、今回初めて知ったけど、嫌いor好きになれない、になったという、観客にもキャストにもマイナスな誰得映画で、キャストにとっては黒歴史になるんじゃない?とすら思う。
何年後かのプロフィールにも載せないんじゃないかな…
エンディング曲のタイトル通り、まさに「注意!」の総評です。
見事なタイトル回収
蓮仏美紗子演じる落ち目女優と、伊藤万理華演じるポンコツディレクターの、ドキュメンタリー撮影を巡る全編熊本ロケのドタバタバディムービー。
前半はめちゃくちゃ笑わせて、後半は力づくで泣かせにくる。
でも、女優は泣かない!
このタイトル回収にグッとくる。
前半笑えて、後半泣けた
友人に誘われ鑑賞。1人なら観る予定がなかったが観て正解でした!規模はお金がかかってない感じのミニシアター系だが、笑いと涙があって良いストーリーでした。
前半は蓮佛美沙子さんと伊藤さんのくだらないやり取りが真面目にやってるんだけどクスッと何度も笑わされる。
中盤は少し展開が地味になりやや飽き始める。
後半はお父さんと娘の涙する良い話しに泣けた。
終わった後に監督と福山くんのトークショーがあり、これが何だかよくある大手のトークショーと違い生々しいトークと親近感で凄く良かった。
監督は皆さん笑ってないと言っていたが、笑うって感じじゃなく面白くて真剣に聴いてました!
また良い映画を作っていい作品に出会わせてくださいね!!
福山くんは格好いい(笑)
改めて関連作品調べたら大好きなアライブフーンに出ていたあの彼でしたね!
またWOWOWで録画したので観なおします(笑)
多くの人に観てほしい、観るべき作品
短期間の上映なのはもったいない、もっと多くの人に観てほしいと思い、投稿しました。
あらすじや良いところの感想は他の皆さんが書かれている通り。笑いもあり、涙もあり。クライマックスは泣いている方も多くいらっしゃいましたし、私も目頭が熱くなりました。刺さるセリフもたくさんありました。
私も蓮佛美沙子さんのファンだからというのが観に行こうと思ったきっかけですが、蓮佛さんの芝居のすばらしさはもとより、作品としてとても良かったです。
全般に伏線があってそれがあとに繋がる展開ですが、もっとここがこうだったらと思う箇所があったので、投稿してみました。
↓以下ネタバレ
姪っ子が「パパとママはよく喧嘩するけど、私がピアノの練習をしている間は喧嘩しない。だからピアノ頑張る」と言ったのは、後のストーリーに繋がる伏線だと思ったのですが、それが繋がったシーンが分からなかったです。
同様に、梨枝(蓮佛さん)が幼少期にお母さんとの会話で「(そのときに貰った特別賞よりも)お父さんにはもっといいメダルをあげる」と言ったのが、最優秀主演女優賞を獲るとか、このドキュメンタリーが賞を撮るとか、伏線になってエンディングに繋がっていればいいなと思いました。
私的素人的意見ですが、私的にはそれが惜しいと思いましたし、それがあれば5点満点でした。
焼きめしが食べたくなりました
スタートは完全にコメディーなのかなと思っていたら、最後はジーン。才能がないと認めたくない自分再生の物語と家族への想いを描いた良い映画だと思います。演技が下手でも才能がなくてもあきらめない。だって自分にはこれしかないから。父親との永遠の別れの時でも泣かない。私はプロの女優だから。蓮佛美沙子ちゃんも伊藤万理華ちゃんも素晴らしい。そして三倉茉奈さん上川周作さんら脇もとても良かったと思います。小さい女の子が九州弁で話すと可愛いですね。
僕もソース味の焼きめしって父親の味のような気がします。
健康グリーン
スキャンダルで仕事をなくした28歳の女優が禊ぎ明けにポンコツディレクターとドキュメンタリーを撮影し巻き起こる話。
マネージャーの同行もなく実家のある熊本に着いた主人公のもとに、若い女性スタッフがやって来てというオープニングで、ちょいドタバタ目のコメディという始まり。
実家に泊まれっていくら予算なくても…からのホテルwそんなアホな。
実家に帰りたくなかったり身バレしたくなかった理由をぶっ壊すアラタクのサルタクを絡めつつ、泣けない女性の過去と家族、そしてセンスもなく仕事に対する姿勢もなんだかなーなディレクターの成長をみせていく様子はなかなか良かった。
エンドロール終わりは、最高のショット
ちょっと伊藤万理華が浮いていた感じがする。というか三倉茉奈のシリアス演技と噛み合ってなかったというべきか。
『サマーフィルムにのって』では、オタクっぽい気質が、作品とめちゃくちゃ合っていたんだけど、今回はどうも違和感を感じる。
ディレクターと女優のいがみ合い珍道中で突っ走れば、もっと面白くなった気がする。
最後はホロリとくる着地で、エンドロール終わりのショットは、最高だった。これがもっと欲しかった。
舐めてかかると泣きを観る
映画の日1本目は
伊藤万理華目当てで選んだこの1本。
記憶に新しい「まなみ100%」では
体操部の先輩としていい味出してたのに
難病で亡くなる役で監督恨んだりしましたが
本作はストーリーを回していく準主役
童顔だけどセブンのティーンです。
往々にして予告が面白いと
本編が期待外れっていうジンクスがありまして
本作も面白そうに溢れた予告で
期待半分で鑑賞したのですが…
やられましたね。オリジナル脚本って
だいたい私小説みたいなしっとりした話か
はちゃめちゃのギャグ路線かに
きっちり二分している邦画界に現れた超新星は
仲畑広告映像所出身の有働佳史監督。
地元阿蘇の景観を余すことなく伝えるわけでもなく
「演出ですから」を口癖にした
若手ディレクターを配しながらもラストに向けて
淡々と伏線を積み上げていくスタイル。
あんまり言っちゃ無粋だけど
劇場内嗚咽の嵐で天邪鬼な題名も含めて
ものすごい監督が出てきたなと思いました。
ちなみに本編内のハンディの映像が全部まりっか。
自分本位の焦りに満ちた若者の役がぴったりでした。
タバコは吸わせる必要はなかったかな?
あと松葉杖って使い方合ってたのかしら?
................ここからは雑感......................
主役の蓮佛美沙子さんサルタク役の上川周作さん。
マナカナの三倉茉奈さんなどなど
脇を固めるみんなみんな最高でした。
ハマケンは本編に出ずに
エンディングのみ在日ファンクの方が
さりげなくて好みかもしれないです…
とはいえ胡散臭いプロデューサーは
ハマり役かなと思ったり。
映画の日生まれには
良い誕生日プレゼントでしたね🎂
伊藤万理華さんいい。
死にそうな人が肌つやもよく無精髭もなく健康そうだったり、高校生の弟がどうしても5、6年は会社に勤めているように見えたり、ストーリーがベタな話だったりというのは脇に置いときましょう。
蓮佛さんも上川さんもよかったです。
おもしろかった!
熊本の子どもというのはあんな話し方をするものなのか。この映画に限らないが、地方の言葉を使わせて、とても違和感がある映画が多いような気がする。
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