「オリジナルに匹敵する恐怖‼️」エクソシスト 信じる者 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
オリジナルに匹敵する恐怖‼️
1975年のオリジナルは、神父が悪魔祓いに来るのに、
ミイラとりがミイラになって、
悪魔に乗り移られて窓から飛び降りて死んでしまう。
神父の首がぐんにゃりと折れ曲がる全くのバッド・エンディング‼️
神への挑発との冒涜の恐ろしい作品でした。
それに比べれば、その後のリメイクや似たような映画に怖さは
感じないのですが、今作はかなり怖かったです。
それをIMAXやDolbycinemaで観たら、もっとビビったと思います。
ファーストシーン。
ハイチへ旅行中の新婚夫婦の妻は臨月です。
急に産気付き、医師は母体か?胎児のどちらか?
しか助からないと告げます。
夫の回答はスルーして、
15年後になり、父親は娘のクリスチーヌと仲良く暮らしています。
でもクリスチーヌはどうしても母親と会話したくてたまりません。
そしてある日、友達のキャサリンとバスに乗り森の降霊術の所へ向かうと
そのまま行方不明になり、2人が森で発見されたのはその3日後。
3日間、森をさすらっていた2人は別人になっていました。
可愛い2人の少女の悪魔が憑依するメイクは凄まじい。
髪は剥げ落ちアバタだらけの醜い姿。
その姿から吐き出す罵詈雑言の憎々しさ。
有志たちが悪魔祓いのチームを組んで、お祓いの呪文を唱えますが、
クリスチーヌの身体は宙に浮き口からは血が奔流のように噴き出します。
このラストの30分間の盛り上がりは、トラウマ級でしたね。
オリジナルに負けないCG&VFXの力も借りての演出は見事です。
神と悪魔の死闘。
少女の身体を乗っ取る悪霊に度肝をぬかれました。
怖かったです。
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