「メッチャ強いオジサマ!!」イコライザー THE FINAL リボンさんの映画レビュー(感想・評価)
メッチャ強いオジサマ!!
このシリーズは知らなかったのですが、デンゼル・ワシントンが予告編でとんでもなく強いっぽいな。。!と思い、軽くこれまでの流れや主人公のキャラ設定などをまとめた動画で少し予習し、
「とにかく主人公は几帳面でカフェでは紅茶を飲む時にナプキンを広げて決まったルーティンで飲む人」
「足長おじさん的な、さらっと困ってる人を助けるタイプの人」
ということだけ押さえて見に行きました。
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うんうん、カフェでナプキン広げてる〜おぉこれか〜と思い、最後にはなるほど足長おじさんだーと思いながら概ね満足してたんですが、
R15だから覚悟してましたがやっぱり登場人物たちが何人も痛そうだし、えぇ?マフィアの兄貴、警察署長さんにもそんなことするんかい~“手が痛そう”にも程があるやろ〜やめてくれ〜ぅおぉぉ~〜とか思いつつ。。(そういうタイプの映画だからしょうがないんですけどね)
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あと「今俺が押さえているのは◯◯神経だ」
と言ってチンピラ若造を手のひら1つでねじ伏せるのはカッコいい場面でもあり、やっぱ
「経絡秘孔を突いた。お前はもう。。」
的な言葉と似たセリフって良いな~~と、北斗の拳を思い出しました!
もう何でしょうね、「絶対このチンピラ若造達ってレストランで恥かかされたからすぐ復讐に来ちゃうじゃんどうするの〜??」と思ってたら速攻完膚なきまでに。。だし、
「うわ〜若造達ってそうだ弟分だからガチの兄貴がやっぱ復讐しに来たし街の優しい警察官パパがまたまたピンチだしヤバーーい!!」と思ってたら
兄貴一派の「絶対明日アイツを。。!」っていう作戦を、え?天井裏に忍び込んで聞いてた?っていうくらい手際良く、襲ってこないのが確定している「今夜」仕留めるとは。。!!
そうそう、アジトはね、見張り達には銃を使うと銃声で侵入がバレるからちゃんとナイフ等を使うという。。しかも1人につきだいたい3〜5秒くらいしか使ってないし。いつの間にこの屋敷の見取り図や警備体制を調査したんだ?いや彼は凄すぎて下調べはほぼ不要なくらい、めちゃめちゃ強いからOKなのか。。!!と感心し。
敵の兄貴の就寝中の部屋のガラス天井を破壊して、パジャマで裸足のところに床をガラス破片だらけにして機動力を奪うっていうのは、、、これどっかで。。どっかで見たぞダイ・ハードだーーー!マクレーン刑事マジで足の裏のガラス破片が痛々しくてうわー大変だーって思いながらダイ・ハード見てたのを思い出しました。
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しっかしデンゼル・ワシントンさん体力めっちゃあるな~この前背中に受けた銃弾の傷が治ったばかりのオジサマには見えない。凄い。いやいやヒーローはこうでなくちゃ。そして敵陣でほぼダラダラしゃべったりしないのが良い。一番最後の兄貴は致死量の薬を飲ませてるからワザとしゃべったり解放して
「悪役にセルフ市中引き回し」
をやらせてるけど、
敵前の余分なおしゃべりのせいで形勢逆転したりすることもあるから、きっちり無駄に時間使わずに相手にしてるとこが良かったです!!
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1つだけ疑問なのは、このシリーズを初めて見たから知らないだけかな~とも思いますが、主人公はこの街で何を生業に生活費を得ているんだろうか?というところ。救出してくれた医師の所に永遠に居候は出来ないだろうし食費とかかかるし。
まぁきっとこれまでのエージェント?の仕事で蓄えた貯金があるのだろう!!と勝手に思うことにしました(笑)
最後の老夫婦が引っ越ししなくて大丈夫になり、穏やかな余生を過ごせそうで良かったから本来なら評価4.5なんですが、やっぱり痛そうな映像がちょっと怖かったので0.5だけマイナスにしました(汗)
でもデンゼル・ワシントン強くて優しかったのは、見て良かったです!!