「仕事は早めに着手」イコライザー THE FINAL A Lonely DINOSAURさんの映画レビュー(感想・評価)
仕事は早めに着手
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1,2も鑑賞済み。1は物静かなマコールの日常が丁寧に描かれ、爽快かつバイオレンスなアクションが半ばダイジェスト的に差し込まれることで、タイトな仕上がりになっていたと思います。
2はマコールが社交的になり、アクションもオープニング以外は散漫で全体的に1の独特な作風が無くなってしまったのが残念。
そして3。海外予告でも「WITNESS THE FINAL CHAPTER」と流れてたので、文字通り最終章。舞台こそエキゾチックとなったものの、1の作風に戻っている印象があり(マコールのヘアスタイルも含め)個人的に好印象、これぞイコライザーという感じでした。マコールが下っ端マフィアの正中神経を押すくだりは特に最高でしたね。行動に移す前に静かに説得するものの、相手が話にならないことが分かるや「しゃあねぇな」みたいな表情を一瞬浮かべてサッと相手の手を捻る。実に爽快。
相手に与える時間も少ない。冒頭は9秒。ラストはマフィアが「明日やってやる」と意気込んでパスタ食ってる間に、マコールはもうすぐそこまでやってきている。確かに、マフィアに「来るならマジで早く来い」と警告してたけど、仕事早すぎですね。
やはりデンゼルの演技力あってこそのシリーズでしたが、クセになる面白さでした。僕もコトあるごとにストップウォッチを作動させようと思います。
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