コラム：今日もイケメン、明日もイケメン - 第27回

2022年2月8日更新

今すぐ見られる＆もうすぐ見られる！　2022年期待のイケメン韓国ドラマ5選

2021年も「イカゲーム」や「わかっていても」などNetflix作品を中心に様々な韓国ドラマが話題を呼びましたが、22年は昨年を上回る豪華なラインナップがそろい踏み！　放送開始日は未定ですが、イ・ジョンソクの復帰作「ビッグマウス」をはじめ、ソ・イングクの「美男堂　事件手帳」、ソ・ジソブの「ドクター・ロイヤー」、ソン・ジュンギの「財閥家の末息子」など錚々たるスター俳優の出演作が控えています。

そして直近では、ソン・ガンやナム・ジュヒョク、「Wanna One」出身メンバーの出演作が続々と配信開始に！　中には韓国での放送とほぼ同タイミングで日本で配信される作品もあり、SNSを中心に話題を呼んでいます。

そこで本記事では、日本で“すでに見られる”もしくは“もうすぐ見られる”新作の中から筆者が特に注目しているイケメン韓国ドラマ5本を紹介！　新作情報とあわせて類似のオススメ作品もピックアップしましたので、次に何を見ようか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

◆「気象庁の人々　社内恋愛は予測不能?!」
（Netflixで2月12日独占配信開始）

“ラブコメの女王”パク・ミニョンと、“Netflixの息子”ソン・ガンが共演するラブコメディ。天気を予測する気象庁を舞台に、クールなキャリアウーマンと自由奔放な年下男子がドキドキの社内恋愛を繰り広げます。

ミニョンが演じるのは、元カレとひどい別れ方をしたことで、もう絶対に職場恋愛はしないと決意したチン・ハギョン。しかし、ソン・ガン扮する新入社員のイ・シウと、再び社内恋愛をすることになります。「恋するアプリ Love Alarm」や「わかっていても」では、どこか近寄りがたい“高嶺の花”のようなイケメンを体現したソン・ガンですが、今作ではピュアな年下男子を爽やかに演じる模様！

予告編（https://youtu.be/ftgc-gM6hGc）ではふたりが周囲に隠れてオフィスラブを楽しむ様子が見受けられ、胸キュンシーンに期待が膨らみます。本作の演出を手掛けるのは、「椿の花咲く頃」のチャ・ヨンフン監督。今作も単なるラブコメに収まらず、予想を大きく上回る感動を届けてくれるはず！

≫「気象庁の人々　社内恋愛は予測不能?!」作品情報

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「ロマンスは別冊付録」
（Netflixで独占配信中）

職場恋愛×年下男子ものなら、イ・ジョンソクとイ・ナヨン共演の「ロマンスは別冊付録」もオススメ。ジョンソクが演じるのは、若くして編集長の座に就いた人気作家。夫の浮気で離婚した幼なじみの世話を焼くうちに、長年隠し続けてきた恋心を抑えられなくなっていきます。

代表作の「君の声が聞こえる」でも演じた“ちょっと生意気だけど頼りになる年下男子”はジョンソクのハマり役。イ・ナヨンを理想のタイプと公言するジョンソクのリアルな“恋する表情”にも注目です。

19年から2年間、兵役で芸能活動を休止していたジョンソクですが、今年の上半期に放送予定の「ビッグマウス」でドラマ復帰を果たします。同作では、「少女時代」のユナと初の夫婦役に挑戦！　放送日はまだ確定していませんが、こちらも絶対に見逃せない1本です。

≫「ロマンスは別冊付録」作品情報

◆「二十五、二十一」
（Netflixで2月12日独占配信開始）

ナム・ジュヒョクとキム・テリが共演するヒューマンドラマ。韓国が通貨危機に揺れた1998年を舞台に、夢を奪われた若者たちのジレンマと成長を描きます。

ジュヒョクが演じるのは、通貨危機で家が倒産してしまい、バイトで生計を立てる若者。22歳のときにテリ扮する18歳の女子高校生と出会い、25歳と21歳になったふたりは愛し合うように。ドラマではまぶしい初恋とともに、5人の若者たちの間で巻き起こる問題や友情が描かれていきます。

「まぶしくて　私たちの輝く時間」「スタートアップ：夢の扉」、そして映画「ジョゼと虎と魚たち」と、陰のある役どころが続くジュヒョクですが、今作のキャラクターもどうやら苦労人のよう。予告編（https://youtu.be/ObDmrCesj2Q）では、ふたりの出会いと恋の訪れが垣間見られる一方、すれ違いと再会を予感させるシーンも切り取られ、先の展開が気になります。

時代に翻弄される若者たちが、どんな青春を経て成長していくのか。「恋愛ワードを入力してください　Search WWW」のチョン・ジヒョン監督と脚本家のクォン・ドウンが再タッグを組んだ作品だけに、若者たちのリアルに迫ったドラマになりそうです。

≫「二十五、二十一」作品情報

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「応答せよ」シリーズ
（Amazon Prime Videoほかで配信中）

韓ドラファンなら必ず押さえておきたい名作と言えば、「応答せよ」シリーズ！　ソ・イングクと「Apink」のチョン・ウンジが不器用すぎる恋を繰り広げた「応答せよ1997」。ユ・ヨンソク演じる最強二番手男子の沼にハマる「応答せよ1994」。そして、ヒロインをめぐってパク・ボゴムとリュ・ジュンヨルが名勝負を見せた「恋のスケッチ　応答せよ1988」。

いずれも傑作揃いの同シリーズでは、各時代の懐かしい空気感のなか、気心の知れた仲間たちが恋と友情の間で揺れ動くさまが描かれます。切ない恋模様に加えて、家族の温かい触れ合いや、個性あふれるキャラクターたちの成長も見どころ。

同じ監督と脚本家が手掛けた「賢い医師生活」には「応答せよ」シリーズの小ネタが散りばめられているので、ぜひセットで鑑賞することをオススメします！

≫「恋のスケッチ　応答せよ1988」作品情報

◆「キミと僕の警察学校」
（Disney＋で独占配信中　※毎週水曜に最新話が追加）

「Wanna One」出身のカン・ダニエルが初出演した青春ドラマ。警察学校を舞台に、新入生たちが旧体制の厳しい訓練や規則に立ち向かい、恋や友情、将来に悩みながら夢を叶えるために奮闘する姿を描きます。

本作で俳優デビューを果たしたダニエルが演じるのは、首席で警察学校に入学したイケメンエリート学生。チェ・スビン扮するトラブルメーカーの女子生徒とぶつかり合ううちに、ある事件がきっかけで惹かれあうようになっていきます。

配信済み（2/4現在）の4話まで視聴したところ、若手俳優の登竜門として知られる「学校」シリーズに近い印象。コミカルな場面とシリアスな場面が交互に展開し、学生たちが抱える複雑な事情が少しずつ明かされていきます。4話のラストではようやく恋愛フラグが立ち、甘酸っぱい恋の予感にキュン。

ダニエルとスビンに加えて、同級生役で「愛の不時着」のイケメン隊員役のイ・シニョン、「SKYキャッスル　上流階級の妻たち」で注目を集めたパク・ユナらも出演。これからブレイクしそうな若手俳優陣にも注目です。

≫「キミと僕の警察学校」作品情報

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「十八の瞬間」
（Amazon Prime Videoほかで配信中）

カン・ダニエルと同じ「Wanna One」出身のオン・ソンウが初主演を飾った青春ラブストーリー。子役から活躍するキム・ヒャンギがヒロイン役を演じ、人気WEBドラマ「A-TEEN」で注目されたシン・スンホが恋のライバル役、「ASTRO」のムンビンがクラスメイト役で出演しています。

ソンウが演じたのは、あることがきっかけで強制転校させられた高校2年生の少年。転校先でもリーダー格の生徒に目を付けられ、苦境に追い込まれますが、ヒャンギ演じる初恋相手や新しい友人、カン・ギヨン扮する新米教師との出会いによって、人生に夢や希望を抱くようになっていきます。“青春”を絵に描いたような瑞々しい初恋と、高校生たちが葛藤を乗り越えて成長していく姿に心を動かされる秀作です。

≫「十八の瞬間」作品情報

◆「コーヒーを飲みましょうか？」
（Huluで独占配信中　※毎週金曜に最新話が追加）

前出の「十八の瞬間」のオン・ソンウが、「刑務所のルールブック」で注目を集めたパク・ホサンと共演したヒューマンドラマ。ソンウは「十八の瞬間」の役と少し重なる、純粋で真っ直ぐな青年を爽やかに演じています。

ソンウ扮するコビは、公務員受験に失敗した帰り道、一軒のカフェに立ち寄ります。そこで飲んだコーヒーの味にほれ込んだ彼は、オーナーに弟子入りを志願。その場で申し出を断られてしまいますが、その後も店に通ってアピールを続けます。やがて店で働くことを許されたコビは、豆の選別から焙煎の工程、抽出などコーヒーの専門知識を学ぶとともに、店を訪れる人々との触れ合いを通して成長していきます。

新人バリスタとして奮闘するコビと、そんな彼を静かに見守るオーナー。ふたりの師弟関係をはじめ、カフェで繰り広げられるあたたかな人間ドラマが見どころ。1話30分ほどのミニドラマなので、ほっと息抜きしたいときにコーヒーを片手に楽しみたい作品です。

≫「コーヒーを飲みましょうか？」作品情報

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「ナビレラ　それでも蝶は舞う」
（Netflixで独占配信中）

「気象庁の人々　社内恋愛は予測不能?!」でも紹介したソン・ガンがバレエダンサー役に挑んだ作品。将来を嘱望されながらも、スランプに悩むバレエダンサーのチュロク。一方、幼い頃から憧れていたバレエを定年退職後にようやく始めることができたドクチュル。23歳のチュロクと70歳のドクチュルは、バレエを通じて友情を超えた絆で結ばれていきます。

バレエ未経験とは思えない美しい立ち姿を披露したソン・ガンの熱演もさることながら、物語が進むにつれ、パク・イナン演じるドクチュルから目が離せなくなります。バレエを踊りたいという純粋な気持ちと、相手を思いやる深い愛情。ドクチュルを動かすふたつの思いが、やがて周囲の人の心も変えていきます。夢に向かって行動を起こすことの大切さ、人が人と関わることの素晴らしさに気づかせてくれるドラマです。

≫「ナビレラ　それでも蝶は舞う」作品情報

◆「＠アカウントを削除しました」
（ABEMAで独占配信中）

カン・ダニエル、オン・ソンウに続き、こちらも「Wanna One」出身で現「CIX」のペ・ジニョンが出演した学園青春ドラマ。高校生たちが抱える思春期の複雑な思いを、恋愛や友情を交えて描きます。

主人公は、新人女優のシン・ソヒョン扮するミンジェ。転校を機に消極的な自分を変えようと決心した彼女は、メイクやファッションを勉強してイメチェン。人気グループに仲間入りしますが、同時期に同姓同名の同級生が転校してきたことから状況が複雑になっていきます。

演技初挑戦のジニョンが演じたのは、ヒロインのミンジェと惹かれあうイジュン役。学校一の人気者で、クールに見えて実は人見知りというギャップ萌えなキャラクターを好演しています。180センチの高身長で超小顔なジニョンが、階段から落ちそうになったところをヒロインに逆お姫さま抱っこで助けられる場面はインパクト絶大！　1話15分ほどのミニドラマですが、甘酸っぱいときめきと、ほろ苦い青春の痛みが呼び起こされる作品です。

≫「アカウントを削除しました」作品情報

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「A-TEEN」
（Netflixほかで配信中）

韓国で2018年に配信され、ＷEBドラマブームの火付け役となった学園ドラマ。こちらも1話約10分前後のミニドラマで、「＠アカウントを削除しました」と同様、学生時代に誰もが抱くような憧れや劣等感、進路をめぐる葛藤などが恋愛エピソードとともに描かれていきます。

主人公は同じ“ハナ”という名前のふたりの女子高校生。シーズン1はシン・イェウン演じるド・ハナ、シーズン2はイ・ナウン扮するキム・ハナが中心になって物語が進んでいきます。一緒に図書館で勉強したり、仲間同士で集まっておしゃべりしたり。高校生のリアルな日常も見どころ。この作品をきっかけにブレイクしたキム・ドンヒやシン・スンホ、「Golden Child」のチェ・ボミン（シーズン2のみ出演）ら、若手俳優たちの初々しい演技にもぜひ注目してください。

≫「A-TEEN」作品情報

筆者紹介

イケメン大好き編集部員M。イケメンと胸キュンをこよなく愛し、“一生ミーハー”でいることを誓う。自宅からオフィスまで1時間以上かかるため、通勤中は胸キュンドラマを鑑賞。日々、イケメンで仕事の活力を補っている。見境がないため、世界中のイケメンをチェックしては、胸をときめかせる。かなうなら来世はイケメンに生まれたいと本気で思っている。