全米映画ランキング : 2010年4月16日~2010年4月18日

全米映画ランキング:2010年4月20日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2010年4月16日~2010年4月18日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 キック・アス

Kick-Ass
「キック・アス」

Lionsgate
(カルチュア・パブリッシャーズ)

1 19,828,687 19,828,687
2 3 ヒックとドラゴン

How to Train Your Dragon
「ヒックとドラゴン」

DreamWorks/Paramount
(パラマウント)

4 19,633,320 158,251,066
3 2 デート&ナイト 2 16,720,038 48,666,799
4 お葬式に乾杯! 1 16,217,540 16,217,540
5 1 タイタンの戦い

Clash of the Titans
「タイタンの戦い」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 15,385,491 132,600,220
6 5 ラスト・ソング

The Last Song
「ラスト・ソング」

Touchstone
(ディズニー)

3 5,962,916 50,187,855
7 4 理想の夫婦のつくり方 3 4,098,898 54,801,812
8 7 アリス・イン・ワンダーランド 7 3,656,442 324,131,301
9 6 オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式 4 3,490,471 42,449,935
10 8 バウンティー・ハンター

The Bounty Hunter
「バウンティー・ハンター」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

6 3,084,020 60,261,888

「Kick-Ass」が首位デビュー。依然好調の「ヒックとドラゴン」は2位

2本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、「レイヤー・ケーキ」「スターダスト」の英国人監督マシュー・ボーンの新作「Kick-Ass」が約1980万ドルの興収で首位デビューを果たした。

同作は、マーク・ミラー、ジョン・S・ロミタ・Jr.による同名人気コミックをもとに、スーパーヒーローに憧れる少年が、特殊能力を持たぬままコスチュームを着てスーパーヒーローになろうと奮闘する姿を描いたアクション・コメディ。批評家受けは概ね良好で、今後の成績にも期待が持てそう。タイトルロールにアーロン・ジョンソンのほか、ニコラス・ケイジ、マーク・ストロングらが出演。

約20万ドルという僅差で2位となってしまったのは公開4週目の「ヒックとドラゴン」。だが、前週比で約21%ダウンという成績で、依然好調をキープ。24日間の累計興収を約1億5800万ドルとし、2億ドル突破をほぼ確実にした。

3位は、最終的に前週2位だった「Date Night」。10日間の累計興収は約4800万ドルと、いささか渋め。1億ドル突破はギリギリか。

そして、「Date Night」に50万ドルという僅差で敗れてしまったのが、クリス・ロック、マーティン・ローレンスら黒人スター大挙出演のコメディ群像劇「Death at a Funeral」。フランク・オズ監督による英国映画「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」をハリウッドでリメイクしたが、大ヒットとはならなかった。

また、2週連続で首位だった「タイタンの戦い」は5位にダウン。17日間の累計は約1億3300万ドルで、最終的には1億7500万ドルあたりに落ち着くと見られている。

今週末は、ゾーイ・サルダナ、クリス・エバンス、ジェフリー・ディーン・モーガン、ジェイソン・パトリック共演のアクション「The Losers」、ジェニファー・ロペス主演のラブコメ「The Back-up Plan」が公開となる。

2010年4月20日更新 藤井竜太朗

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