全米映画ランキング : 2009年2月20日~2009年2月22日

全米映画ランキング:2009年2月23日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2009年2月20日~2009年2月22日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 Tyler Perry's Madea Goes to Jail 1 41,100,000 41,100,000
2 3 96時間

Taken
「96時間」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

4 11,400,000 95,200,000
3 5 コララインとボタンの魔女 3D 3 11,000,000 53,400,000
4 2 そんな彼なら捨てちゃえば?

He's Just Not That into You
「そんな彼なら捨てちゃえば?」

New Line/Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 8,500,000 70,100,000
5 9 スラムドッグ$ミリオネア

Slumdog Millionaire
「スラムドッグ$ミリオネア」

Fox Searchlight
(ギャガ・コミュニケーションズ)

15 8,100,000 98,000,000
6 1 13日の金曜日

Friday the 13th
「13日の金曜日」

New Line/Warner Bros.
(パラマウント)

2 7,800,000 55,000,000
7 4 お買いもの中毒な私! 2 7,000,000 27,700,000
8 6 モール★コップ 6 7,000,000 121,400,000
9 俺たちチアリーダー! 1 6,000,000 6,000,000
10 7 ザ・バンク 堕ちた巨像

The International
「ザ・バンク 堕ちた巨像」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

2 4,500,000 17,000,000

タイラー・ペリーの新作コメディがV。オスカー受賞「スラムドッグ」は5位

アカデミー賞の週末。2本の新作がランクインした全米ボックスオフィスはアフロ・アメリカンの観客から絶大な人気を誇るタイラー・ペリーによるマディアシリーズの新作「Tyler Perry's Madea Goes to Jail」が、約4110万ドルの興収をあげて見事首位デビューを果たした。同作はタイラー自身が女装してマディア婆さんに扮するホームコメディの4作目。今回はマディアが刑務所に入れられてしまい、様々なキャラクターたちに出会うという内容。製作・監督・脚本・主演はペリー自身。共演はデレク・ルーク、デビッド・マン、ビオラ・デイビスほか。ペリーとしては、3年前の「Madea's Family Reunion」(06年/興収約3000万ドル)を抜いて、自己最高のオープニング興収となった。2位はここに来て再び順位を上げたリーアム・ニーソン主演の「Taken」。累計興収は1億ドル目前となっている。見事オスカー8冠に輝いた「スラムドッグ$ミリオネア」も再浮上して5位。こちらも累計興収は1億ドル目前。期待外れの9位デビューとなってしまったのは、大学の花形フットボール選手とチアリーダーたちが織りなす馬鹿コメディ「Fired Up!」。主演は「HEROES」のニコラス・ダゴスト、「ディスタービア」のサラ・ローマー、エリック・クリスチャン・オルセン。7位から10位にランクダウンした「ザ・バンク/墜ちた巨像」は力作ながら、全米では全く振るわずに終わりそう。今週はゲームソフトの映画化「ストリートファイター/ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」と「ジョナス・ブラザーズ/ザ・コンサート3D」が公開となる。

2009年2月23日更新 藤井竜太朗

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