国内映画ランキング : 2003年11月29日~2003年11月30日

映画ランキング : 2003年12月2日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2003年11月29日~2003年11月30日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

バッドボーイズ2バッド

配給:ソニー

日劇1ほか東宝系 1
2 1

マトリックス・レボリューションズ

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 4
3 2

キル・ビル

配給:ギャガ・ヒューマックス

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 6
4 4

木更津キャッツアイ/日本シリーズ

配給:アスミック

シネマライズほか 5
5 3

フォーン・ブース

配給:フォックス

日比谷スカラ座1ほか東宝系 2
6

アンダーワールド

配給:ギャガ・ヒューマックス

日比谷映画ほか東宝系 1
7 5

阿修羅のごとく

配給:東宝

日劇3ほか東宝系 4
8 6

g@me.

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 4
9 9

キューティ・ブロンド/ハッピーMAX

配給:フォックス

みゆき座ほか東宝系 3
10 8

シャンハイ・ナイト

配給:ブエナビスタ

渋谷東急ほか松竹・東急系 3

※ファーストラン時点

「レボリューションズ」ついに陥落。「バッドボーイズ2バッド」首位デビュー

今年は「ハリー・ポッター」のいない正月だ。正月戦線に向け、各社の意気込みも昨年、一昨年とはだいぶ違う。まず、先陣を切って飛び出したのは「バッドボーイズ2バッド」。オープニング2日間の成績は、動員で23万6658人、興収で3億3722万円強。公開チェーンやスクリーン数は異なるが、同社作品では今夏の「チャーリーズ・エンジェル2」のおよそ54%の出足となっている。まずは興収20億円をきっちりクリアしたい。4週目で首位を明け渡した「レボリューションズ」だが、ここまでの累計興収は48億円あまり。今週末には劇場数が減ることもあり、最終的には興収60億円台が落ち着きどころか。3位「キル・ビル」もファーストランが今週で終了。ここまでの興収は20億円強といったところで、最終的に30億円到達は難しくなった。4位の「木更津キャッツアイ」は相変わらず大健闘。同じアスミック・エースの「ピンポン」を上回る興収15億円が見えてきた。5位の「フォーン・ブース」は2ランク下げ、6位の「アンダーワールド」は順当なオープニング。さて、「ファインディング・ニモ」の先行上映の数字が入ってきた。29・30日2日間の成績は、動員がおよそ14万8000人、興収が約1億9300万円というもの。前週の「ラスト・サムライ」の2日間に比べ、約2000万円ほど下回っているが、こちらはレイトショーが中心で、上映回数が少な目なので単純には比較できない。いよいよ、今週末激突だ。

2003年12月2日更新 駒井尚文

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