パク・ボヨン : ウィキペディア(Wikipedia)
パク・ボヨン(박 보영、1990年2月12日 - )は、大韓民国の女優・タレント。忠清北道曽坪郡出身。BHエンターテインメント所属。パク・ポヨンとも表記される。
人物
1990年2月12日に大韓民国忠清北道曽坪郡で3姉妹の次女として生まれる。
来歴
2006年 - 2010年
2006年にドラマ『秘密の校庭』でデビュー。当時新人俳優だったイ・ミンホと共演した。
2008年の映画『過速スキャンダル』で主演を務め、830万人を動員する大ヒットとなった。また本作で、数々の賞を総なめし人気女優に上り詰めた。韓国からは「国民の妹」という愛称がつけられた。
2011年 - 2014年
2012年の主演映画『私のオオカミ少年』も観客動員数665万人を突破。
2014年にイ・ジョンソクとの共演作『僕らの青春白書』に出演し、やんちゃな高校生役を演じた。
2015年 - 2019年
2015年、『京城学校 消えた少女たち』で主演を務めた。また同年、tvNのテレビドラマ『ああ、私の幽霊さま』で7年ぶりのドラマ出演とドラマ初主演を果たした。1話あたり3000万ウォン(約300万円)のボヨンの給料は、ケーブルチャンネルtvNに出演する最高の給料の女優となった。この作品はヒットし、『第4回APANスターアワード』で「最優秀女優賞」を受賞した。また、韓国のマスコミから「ロマンチックコメディの女王」と呼ばれた。
2017年にJTBCのテレビドラマ「力の強い女ト・ボンスン」で超人的な力を持った主人公ト・ボンスン役を演じた。この作品はは、ケーブルテレビの歴史の中で当時最も視聴率の高い韓国ドラマとなった。その人気により、2017年2月と3月に韓国のテレビ俳優の中でボヨンの韓国評判センターの最高のブランド価値と最高の消費者参加率を獲得した。また『第12回ソウル国際ドラマアワード』で「韓流ドラマ女性演技者賞」を受賞し、『第1回ソウルアワード』では「最優秀女優賞」するなど優秀な成績を収めた。
2018年には映画『君の結婚式』で再びスクリーンに戻ってきた。この映画は来場者数が200万人を超え、好評を博した。
2019年5月にtvNのテレビドラマ『アビス』に出演した。神秘的なオーブによって復活した後、素朴な女の子に変身する美しい検察官を演じた。同年11月、腕の負傷のため活動休止を発表。
2020年 - 現在
2020年2月、Fides SpatiumからBHエンターテインメントに事務所移籍した。
2021年にtvNのテレビドラマ『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』で活動復帰した。この作品では、ソ・イングクとともに主演を務め、放送前から話題があった。また同年4月26日に個人のInstagramのアカウントを開設し、初の投稿では投稿してから17時間以内に165,000件のいいねが集まった。
2022年11月11日には、weverseアカウントも開設した。
出演
映画
- イコール(2005年) - キム・ダミ 役
- うちの学校のET(2008年) - ハン・ソニ 役
- 超感覚カップル(2008年) - ヒョンジン 役
- 過速スキャンダル(2008年) - 主演:ファン・ジョンナム / ファン・ジェイン 役
- 視線1318(2009年) - キム・ヒス 役
- (2012年) - 主演:セヒ 役
- 私のオオカミ少年(2012年) - 主演:ソニ / ウンジュ 役
- (2014年) - 主演:パク・ヨンスク 役
- 京城学校 消えた少女たち(2015年) - 主演:チャ・ジュラン 役
- フィッシュマンの涙(2015年) - ジュジン 役
- (2015年) - 主演:ト・ラヒ 役
- (2018年) - 主演:ファン・ソニ 役
- コンクリート・ユートピア(2023年)- 主演:ミョンファ 役
テレビドラマ
- 秘密の校庭(2006年、EBS) - チャ・アラン 役
- 魔女ユヒ(2007年、SBS) - 幼少期のマ・ユヒ 役
- 王と私(2007年-2008年、SBS) - 幼少期の廃妃尹氏 役
- 走れサバ(2007年、SBS) - シム・チョンア 役
- ジャングル・フィッシュ(2008年、KBS) - イ・ウンス 役
- 必殺! 最強チル(2008年、KBS) - チェ・ウヨン 役
- スターの恋人(2008年-2009年、SBS) - 幼少期のイ・マリ 役
- ああ、私の幽霊さま(2015年、tvN) - 主演:ナ・ボンソン 役
- 力の強い女 ト・ボンスン(2017年、JTBC) - 主演:ト・ボンスン 役
- アビス(2019年、tvN) - 主演:コ・セヨン 役
- ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた(2021年、tvN) - 主演:タク・ドンギョン 役
- 精神病棟にも朝が来ます(2022年、Netflix)- 主演:チョン・ドウン 役
バラエティ
- ユ&キムの遊びにおいで(2012年、MBC)
- 芸能in TV the TREND(2012年、JTBC)
- SBSテレビ芸能(2012年、SBS)
- セクションTV芸能通信(2012年、MBC)
- ランニングマン(2012年、SBS)
- ユ&キムの遊びにおいで(2012年、MBC)
- セクションTV芸能通信(2013年、MBC)
- ジャングルの法則(2013年、SBS)
- Get it Beauty self(2013年、OnStyle)
- ランニングマン(2013年、SBS)
- 良い朝(2014年、SBS)
- 1泊2日(2015年、KBS 2TV)
- セクションTV芸能通信(2015年、MBC)
- ランニングマン(2015年、SBS)
- セクションTV芸能通信(2015年、MBC)
- 芸能街中継(2015年、KBS 2TV)
- ギャグコンサート(2015年、KBS 2TV)
- WE KID(2016年、Mnet)
- 一食ください(2017年、JTBC)
- SBSテレビ芸能(2018年、SBS)
- 見習い社長の営業日誌(2021年)
ラジオ
- チェ・ファジョンのパワータイム(2012年、SBSパワーFM)
- パク・ソヒョンのラブゲーム(2012年、SBSパワーFM)
- 2時脱出Cultwo Show(2018年、SBSパワーFM)
ミュージック・ビデオ
- SPEED「It's Over」「悲しい約束」
- BEAST「FICTION」
- IU「나만 몰랐던 이야기(私だけ知らなかった話)」
雑誌
- 「Harper's BAZAAR」2015年6月号
- 「SURE」2015年7月号
- 「THE STAR」2015年11月号
- 「CeCi CAMPUS」2015年12月号
- 「NYLON」2015年12月号
- 「GQ」2015年12月号
- 「Harper's BAZAAR」2015年12月号
- 「ELLE」2016年11月号
賞とノミネート
受賞
- 2007年「SBS演技大賞 子役賞」(『王と私』)
- 2008年「シネ21大賞 新人女優賞」(『過速スキャンダル』)
- 2009年「第6回マックス映画祭 新人女優賞」(『過速スキャンダル』)
- 2009年「第45回百想芸術大賞 新人賞」(『過速スキャンダル』)
- 2009年「第45回百想芸術大賞 人気賞」(『過速スキャンダル』)
- 2009年「第2回韓国ジュニアスター大賞 映画部門大賞」(『過速スキャンダル』)
- 2009年「第29回韓国映画評論家協会賞 新人女優賞」(『過速スキャンダル』)
- 2009年「第17回韓国文化娯楽大賞 新人女優賞」(『過速スキャンダル』)
- 2009年「第5回大韓民国大学映画祭 新人女優賞」(『過速スキャンダル』)
- 2009年「第30回青龍映画賞 新人女優賞」(『過速スキャンダル』)
- 2009年「第32回ゴールデンシネマグラフィ大賞 新人女優賞」(『過速スキャンダル』)
- 2009年「第12回ディレクターカット大賞 新人女優賞」(『過速スキャンダル』)
- 2009年「第46回大鐘賞 人気賞」(『過速スキャンダル』)
- 2009年「第4回アンドレキムベストスターアワード 女性スター賞」
- 2012年「第49回世界勤倹デー 財務委員長からの表彰」
- 2012年「第4回ピアソン映像フェスティバル 最高俳優賞」(『私のオオカミ少年』)
- 2013年「第7回Mnet20's Choice Awards 映画部門20代スター賞」(『私のオオカミ少年』)
- 2013年「第11回韓国ジュエリーフェア ベストジュエリーレディー」
- 2014年「第22回韓国文化娯楽賞 映画部門優秀女優賞」(『僕らの青春白書』)
- 2015年「第15回コリアワールドユース映画祭 人気女優賞」(『京城学校 消えた少女たち』)
- 2015年「第36回青龍映画賞 人気スター賞」(『京城学校 消えた少女たち』)
- 2015年「第4回APANスターアワード 優秀女優賞」(『ああ、私の幽霊さま』)
- 2016年「tvN10アワード 最優秀化学賞 with キム・スルギ」(『ああ、私の幽霊さま』)
- 2016年「InStyleスターアイコン賞 最優秀女優賞」
- 2016年「8thスタイルアイコンアジア スタイルアイコン賞」
- 2016年「第5回KOPA &Nikon Press Photo Awards 最優秀フォトジェニック賞」
- 2017年「V LIVEアワード スペシャルV LIVE賞」
- 2017年「第12回ソウル国際ドラマアワード 韓流ドラマ女性演技者賞」(『力の強い女 ト・ボンスン』)
- 2017年「第1回ソウルアワード 最優秀女優賞」(『力の強い女 ト・ボンスン』)
- 2017年「KAAアワード 最優秀モデル賞」
- 2017年「第8回大韓民国大衆文化芸術賞 文化体育観光部長官表彰」
- 2018年「第23回消費者の日 最優秀女優賞」(『君の結婚式』)
- 2018年「第13回Soompiアワード ベストカップル賞 with パク・ヒョンシク」(『力の強い女 ト・ボンスン』)
ノミネート
- 2009年「第17回春史映画芸術賞 新人女優賞」(『過速スキャンダル』)
- 2009年「第18回釜日映画賞 新人女優賞」(『過速スキャンダル』)
- 2009年「第46回大鐘賞 新人女優賞」(『過速スキャンダル』)
- 2009年「第3回Mnet 20's Choice 映画部門スター賞」(『過速スキャンダル』)
- 2009年「第3回Mnet 20's Choice Hotブームアップソング賞」(『過速スキャンダル』)
- 2016年「tvN10アワード ベストキス賞 with チョ・ジョンソク」(『ああ、私の幽霊さま』)
- 2016年「tvN10アワード ロマンティックコメディ女優賞」(『ああ、私の幽霊さま』)
- 2017年「第53回百想芸術大賞 最優秀女優賞」(『力の強い女 ト・ボンスン』)
- 2017年「第12回ソウル国際ドラマアワード 最優秀女優賞」(『力の強い女 ト・ボンスン』)
- 2018年「第39回青龍映画賞 最優秀女優賞」(『君の結婚式』)
- 2018年「第2回ソウルアワード 最優秀女優賞」(『君の結婚式』)
- 2018年「第2回ソウルアワード 人気賞」(『君の結婚式』)
- 2018年「第13回Soompiアワード 女性部門今年の演技賞」(『力の強い女 ト・ボンスン』)
- 2018年「第13回Soompiアワード ベストキス賞 with パク・ヒョンシク」(『力の強い女 ト・ボンスン』)
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/05 14:38 UTC (変更履歴)
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.