フィリップ・カウフマン('Philip Kaufman', 1936年10月23日 - )は、アメリカ合衆国・シカゴ生まれの映画監督、脚本家。
略歴
シカゴ大学で、またハーバード大学のロー・スクールで学んだ。作家志望だったが芽が出ず、郵便配達など様々な仕事をしたり、家族と共にヨーロッパを放浪したりした。その頃、作家のヘンリー・ミラーと彼の愛人であったアナイス・ニンに出会っている。この出会いが後の映画『ヘンリー&ジューン』の元になっている。
帰国後、映画監督になることを志し、自作の小説を映画化したデビュー作である1965年の『Goldstein』がカンヌ国際映画祭で賞を受賞。1983年には『ライトスタッフ』で脚本家協会賞、監督協会賞を受賞した。その後も『存在の耐えられない軽さ』などの話題作を次々と制作していった。
他にもカウフマンは、インディ・ジョーンズ・シリーズの1作目『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』に「原案」としてクレジットされている。ジョージ・ルーカスがインディ・ジョーンズのキャラクターを創造し、カウフマンは数週間かけてストーリーと契約の箱(聖櫃)の追跡の案を提供した。しかし、クリント・イーストウッドがカウフマンを『アウトロー』の監督に雇ったため、プロジェクトは中断してしまった。監督としてサインした『アウトロー』だったが、後に監督はイーストウッドに交代となり、脚色の仕事にとどまった。
フィルモグラフィー
- スーパーヒーロー Mr.フランク Fearless Frank (1967)
- ミネソタ大強盗団 The Great Northfield Minnesota Raid (1972)
- SF/ボディ・スナッチャー Invasion of the Body Snatchers (1978)
- ワンダラーズ The Wanderers (1979)
- ライトスタッフ The Right Stuff (1983)
- 存在の耐えられない軽さ The Unbearable Lightness of Being (1988)
- ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女 Henry & June (1990)
- ライジング・サン Rising Sun (1993)
- クイルズ Quills (2000)
- ツイステッド Twisted (2004)
脚本
- スーパーヒーロー Mr.フランク Fearless Frank (1967)
- ミネソタ大強盗団 The Great Northfield Minnesota Raid (1972)
- アウトロー The Outlaw Josey Wales (1976)
- ワンダラーズ The Wanderers (1979)
- レイダース/失われたアーク《聖櫃》 Raiders of the Lost Ark (1981) - 原案。
- ライトスタッフ The Right Stuff (1983)
- ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女 Henry & June (1990)
- ライジング・サン Rising Sun (1993)
外部リンク
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