望海風斗 : ウィキペディア(Wikipedia)

望海 風斗(のぞみ ふうと、1983年望海風斗 公式プロフィール ワタナベエンターテインメント。10月19日望海風斗 公式プロフィール 望海風斗オフィシャルサイト。 - )は、日本の女優・歌手。元宝塚歌劇団雪組トップスター。

神奈川県横浜市、法政大学女子高等学校出身『宝塚おとめ 2020年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2020年、67頁。ISBN 978-4-86649-125-7。。身長169cm。愛称は「だいもん」、「ふうと」、「のぞ」、「あやちゃん」。

所属事務所はワタナベエンターテインメント望海風斗「ワタナベエンターテインメント」入り 元宝塚雪組トップ“令和の越路吹雪”「第2章」幕開け スポニチAnnex。。

来歴

2001年、宝塚音楽学校入学。

2003年、宝塚歌劇団に89期生として次席入団怪人のバトン受け臨む「ファントム」/望海風斗 日刊スポーツ。フェアリーインタビュー ウィズたからづか。。月組公演「花の宝塚風土記/シニョール ドン・ファン」で初舞台。その後、花組に配属。

2009年の「太王四神記」で新人公演初主演望海風斗さんインタビュー 宝塚歌劇団プロジェクト。。同年の「外伝ベルサイユのばら」で2度目の新人公演主演。

2012年の「Victorian Jazz」でバウホール公演初主演。

2014年、明日海りお・蘭乃はなトップコンビ大劇場お披露目となる「エリザベート」で、出世役となるルキーニに抜擢。同年11月17日付で雪組へと組替え『2014年 宝塚Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、81頁。ISBN 978-4-908135-34-7。。

2015年の「アル・カポネ」(ドラマシティ・赤坂ACTシアター公演)で、雪組2番手として東上公演初主演望海風斗の圧倒的な歌唱力が光る異色作『アル・カポネ』 宝塚ジャーナル。。

2016年の「ドン・ジュアン」(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ公演)で、2度目の東上公演主演レオ様の寂しげな目で演じるプレーボーイ/望海風斗 日刊スポーツ。。

2017年7月24日付で雪組トップスターに就任雪組トップ、望海風斗さんが就任へ 相手役は真彩希帆さん 産経WEST。雪組トップコンビ望海風斗&真彩希帆10・11退団 日刊スポーツ。。相手役に真彩希帆を迎え、「ひかりふる路/SUPER VOYAGER!」で大劇場トップコンビお披露目。

2021年4月11日、「fff/シルクロード」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団雪組トップ望海風斗と真彩希帆退団は来年4月11日 日刊スポーツ。凪七瑠海のバウホール公演決定、月組トップコンビの退団日・今後のスケジュールも明らかに ステージナタリー。。新型コロナウイルス感染拡大による公演スケジュールの変更により、当初の予定より半年遅れての退団となった。同時退団となった真彩とのコンビは、劇団随一の歌唱力を誇り、平成・令和を代表するトップスターと評された宝塚歌劇雪組・望海風斗が退団会見「すごく早い“退団ブルー”が訪れて…」 スポーツ報知。望海風斗 宝塚退団を決意した瞬間 舞台に立つ仲間の姿に「涙がツーっと…」 スポニチAnnex。。

退団後はワタナベエンターテインメント所属となり、舞台を中心に幅広く活動している望海風斗「ワタナベエンターテインメント」入り 元宝塚雪組トップ“令和の越路吹雪”「第2章」幕開け スポニチAnnex。。

2023年、第48回菊田一夫演劇賞の演劇賞を受賞。

人物

入団前からの熱心な宝塚ファンであり、元月組トップスター・天海祐希に語りかけるようにして日記を書いていたことがある。

2020年5月に発売となった「an・an」で、現役トップスターとしては初めて同誌の表紙を飾った。

宝塚歌劇団時代の主な舞台

初舞台

  • 2003年4 - 5月、月組『花の宝塚風土記(ふどき)』『シニョール ドン・ファン』(宝塚大劇場のみ)

花組時代

  • 2003年8 - 9月、『野風の笛』『レヴュー誕生』(東京宝塚劇場のみ)
  • 2004年1 - 5月、『天使の季節』 - 大使、新人公演:ジョルジュ(本役:蘭寿とむ)『アプローズ・タカラヅカ!』
  • 2004年5 - 6月、『NAKED CITY』(バウホール・日本青年館)
  • 2004年8 - 11月、『La Esperanza(ラ・エスペランサ)』 - 新人公演:トム(本役:蘭寿とむ)『TAKARAZUKA舞夢!』
  • 2005年1 - 2月、『くらわんか』(バウホール) - 貧乏神華形ひかる・朝夏まなとと役替わり。/徳兵衛朝夏まなとと役替わり。
  • 2005年3 - 7月、『マラケシュ・紅の墓標』 - アンリ、新人公演:クリフォード(本役:彩吹真央)『エンター・ザ・レビュー』
  • 2005年9月、『Ernest in Love(アーネスト・イン・ラブ)』(日生劇場) - ロンドン市民/農民/召使い
  • 2005年11 - 2006年2月、『落陽のパレルモ』 - 新人公演:リカルド(本役:愛音羽麗)『ASIAN WINDS!』
  • 2006年3 - 4月、『スカウト』(バウホール) - グリフィン
  • 2006年6 - 10月、『ファントム』 - 従者、新人公演:セルジョ/若かりし頃のキャリエール(本役:愛音羽麗)
  • 2006年11 - 12月、『MIND TRAVELLER-記憶の旅人-』(ドラマシティ・日本青年館) - エディ
  • 2007年2 - 5月、『明智小五郎の事件簿-黒蜥蜴(トカゲ)』 - 書生(三村)、新人公演:書生(寺坂)(本役:愛音羽麗)『TUXEDO JAZZ(タキシード ジャズ)』
  • 2007年7 - 8月、『ハロー!ダンシング』(バウホール)
  • 2007年9 - 12月、『アデュー・マルセイユ』 - ジェラール(少年)、新人公演:シモン(本役:真飛聖)『ラブ・シンフォニー』
  • 2008年3月、『蒼いくちづけ』(バウホール) - ヘルシング教授/デイヴ
  • 2008年5 - 8月、『愛と死のアラビア』 - ヤシム、新人公演:イブラヒム(本役:大空祐飛)『Red Hot Sea』
  • 2008年10月、『銀ちゃんの恋』(ドラマシティ・日本青年館) - ジミー
  • 2009年1 - 3月、『太王四神記』 - ヒョンミョン、新人公演:タムドク(本役:真飛聖) 新人公演初主演
  • 2009年5月、『哀しみのコルドバ』 - パコ『Red Hot Sea II』(全国ツアー)
  • 2009年7月、『フィフティ・フィフティ』(バウホール) - カーク
  • 2009年9 - 11月、『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』 - ヴェール、新人公演:アンドレ(本役:真飛聖)『EXCITER!!』 新人公演主演
  • 2010年1月、『BUND/NEON 上海』(バウホール) - 劉衛強
  • 2010年3 - 5月、『虞美人』 - 桃娘
  • 2010年7 - 10月、『麗しのサブリナ』 - フランク『EXCITER!!』
  • 2010年11 - 12月、『CODE HERO/コード・ヒーロー』(バウホール・日本青年館) - ハル・ジャクソン
  • 2011年2 - 4月、『愛のプレリュード』 - ゲイリー・ミラー『Le Paradis!!(ル パラディ)』
  • 2011年6 - 9月、『ファントム』 - リシャール
  • 2011年10 - 11月、『小さな花がひらいた』 - 大六『ル・ポァゾン 愛の媚薬II』(全国ツアー)
  • 2012年1 - 3月、『復活-恋が終わり、愛が残った-』 - ミハイロフ警備隊長『カノン』 初エトワール
  • 2012年4 - 5月、『長い春の果てに』 - ブリス『カノン』(全国ツアー) エトワール
  • 2012年7 - 10月、『サン=テグジュペリ』 - ホルスト・リッパート/ヘビ『CONGA(コンガ)!!』
  • 2012年11月、『Victorian Jazz(ヴィクトリアン ジャズ)』(バウホール) - ナイジェル・カニンガム バウ初主演
  • 2013年2 - 5月、『オーシャンズ11』 - テリー・ベネディクト
  • 2013年6 - 7月、『戦国BASARA』(東急シアターオーブ) - 猿飛佐助
  • 2013年8 - 11月、『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』 - フランソワ・ド・パンジュ侯爵『Mr. Swing!』
  • 2013年12月、『New Wave!-花-』(バウホール) メインキャスト
  • 2014年2 - 5月、『ラスト・タイクーン -ハリウッドの帝王、不滅の愛-』 - ブロンソン・スミス『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』
  • 2014年6月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』(中日劇場) - アンドレ・グランディエ
  • 2014年8 - 11月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - ルイジ・ルキーニ

雪組時代

  • 2015年1 - 3月、『ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!-』 - カリオストロ伯爵『ファンシー・ガイ!』
  • 2015年5 - 6月、『アル・カポネ-スカーフェイスに秘められた真実-』(ドラマシティ・赤坂ACTシアター) - アル・カポネ 東上初主演
  • 2015年7 - 10月、『星逢一夜(ほしあいひとよ)』 - 源太『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』
  • 2015年11 - 12月、『哀しみのコルドバ』 - リカルド・ロメロ『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』(全国ツアー)
  • 2016年2 - 5月、『るろうに剣心』 - 加納惣三郎
  • 2016年6 - 7月、『ドン・ジュアン』(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ) - ドン・ジュアン 東上主演
  • 2016年10 - 12月、『私立探偵ケイレブ・ハント』 - ジム・クリード『Greatest HITS!』
  • 2017年2月、『星逢一夜(ほしあいひとよ)』 - 源太『Greatest HITS!』(中日劇場)
  • 2017年4 - 7月、『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』 - 高杉晋作『Dramatic “S”!』

雪組トップスター時代

  • 2017年8 - 9月、『琥珀色の雨にぬれて』 - クロード・ドゥ・ベルナール公爵『“D”ramatic S!』(全国ツアー) トップお披露目公演
  • 2017年11 - 2018年2月、『ひかりふる路(みち)〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』 - マクシミリアン・ロベスピエール『SUPER VOYAGER!』 大劇場トップお披露目公演
  • 2018年3 - 4月、『誠の群像』 - 土方歳三『SUPER VOYAGER!』(全国ツアー)
  • 2018年6 - 9月、『凱旋門』 - ボリス・モロゾフ『Gato Bonito!!』
  • 2018年11 - 2019年2月、『ファントム』 - ファントム
  • 2019年3 - 4月、『20世紀号に乗って』(東急シアターオーブ) - オスカー・ジャフィ
  • 2019年5 - 9月、『壬生義士伝』 - 吉村貫一郎『Music Revolution!』
  • 2019年10 - 11月、『はばたけ黄金の翼よ』 - ヴィットリオ・アラドーロ『Music Revolution!』(全国ツアー)
  • 2020年1 - 3月、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』 - デイヴィッド・ヌードルス・アーロンソン
  • 2020年9 - 10月、『NOW! ZOOM ME!!』
  • 2021年1 - 4月、『fff-フォルティッシッシモ-』 - ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン『シルクロード〜盗賊と宝石〜』 退団公演

出演イベント

宝塚歌劇団退団後の主な活動

舞台

ドラマ

コンサート

ラジオ番組

  • 2023年4月 - 、NHK-FM『望海風斗のサウンドイマジン』

広告・CM出演

  • 2010年、『POND'S』
  • 2016 - 2021年、かんぽ生命保険『かんぽドリームシアター』

受賞歴

  • 2009年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 新人賞
  • 2010年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2009年度新人賞
  • 2015年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2014年度努力賞『2015年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2016年、85頁。ISBN 978-4-908135-68-2。
  • 2017年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2016年度努力賞『2017年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、87頁。ISBN 978-4-86649-050-2。
  • 2018年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 男役賞『2018年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2019年、87頁。ISBN 978-4-86649-090-8。
  • 2019年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2018年度優秀賞『2019年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2020年、89頁。ISBN 978-4-86649-126-4。
  • 2020年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2019年度特別賞『2020年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2021年、55頁。ISBN 978-4-86649-159-2。
  • 2023年、第30回『読売演劇大賞』 - 優秀女優賞第30回読売演劇大賞ノミネーション発表 ステージナタリー。
  • 2023年、第48回『菊田一夫演劇賞』 - 演劇賞

注釈

出典

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/04/21 08:13 UTC (変更履歴
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