シンシア・ラスター(Cynthia Luster、1964年 - )は、フィリピンの日本人女優。
旧芸名は大島 由加里(おおしま ゆかり)。福岡県福岡市西区出身。日本体育大学短期大学卒業。
経歴
中学の時に新体操、中学3年生の時に剛柔流空手を学ぶ。体育教師を志して日本体育大学女子短期大学部体育学科に在学中、たまたま友達に誘われて行った映画「ヤングマスター 師弟出馬」を観て衝撃を受け、ユン・ピョウに憧れスタントの道を志す。当時バイトしていた喫茶店の常連客が昔アクションを志した人で、その人物にジャパン・アクション・クラブを紹介してもらう。その感謝の意を込めて、その人物の苗字である「大島」の芸名を名乗る。
JACを脱退後、アクションの修行を積みながら香港映画に出演する機会を窺い、ユン・ピョウ主演の「上海エクスプレス」の出演オーディションに合格する。香港映画を熱愛するきっかけとなったユン・ピョウに対する思いの丈を手紙にしてプロデューサーに送りつけたという。彼女の夢を叶えてあげようではないかということで採用され、ユン・ピュウとの共演と香港映画出演という二つの夢を同時に叶えてしまう。劇中でのアクションが高い評価を受け、これを機に活動拠点を香港に移し、アクション女優として数多くの香港映画に出演する。
1990年から1993年まで、ジャッキー・チェンが主宰する事務所に所属し、ジャッキーの付き人のように行動を共にしたことがあるという。オリバー・ストーンから2度出演依頼を受けたことがあり、高額のギャラを保証すると言われたが、香港スタイルを通したいという彼女と折り合わず、物別れに終わったという。フランス映画界からオファーを受けたこともある。
1994年に活動拠点をフィリピンに移す。香港では大島由加里の芸名で活動していたが、これを機に芸名を現在のシンシア・ラスターに改名する(本人が知らないうちに名付けられていたという)。香港、フィリピンのみならず、マレーシア、タイ、ベトナム等、アジアで幅広く活動を続ける。
日本では、デビュー後は無名の存在であり香港に移動した後は日本での芸能活動は皆無に等しかったが、「香港映画に出演している日本人アクション女優」として知る人ぞ知る存在となる。近年は日本での芸能活動も行っている。故郷福岡で、自ら考案した「武術舞ウースーウー」というエクササイズを主婦やOL中心に広めている。また福岡発アジアをテーマにLAS(ラスターアクションスクール)を設立し、プロを目指すアクション俳優を輩出している。
出演作品
テレビ
- 宇宙刑事ギャバン
- 科学戦隊ダイナマン アクション吹き替え
- 超電子バイオマン ファラキャット
- スケバン刑事2 第一話
- パテオ
- ジャッキー・チェンを超えたい 日本人アクション女優奮闘記(ドキュメンタリー)
- 東南アジアNO.1女優 故郷博多に帰る
- 聖龍伝説
- マスク・ド・ママ
- 天使からの贈り物 ベトナムジュンコスクール奮闘記
- オールドディック(アクション指導)
- 熱血チャレンジ宣言'97
映画
- 上海エクスプレス
- 悪漢列伝
- 天使行動
- 妖魔伝
- プロジェクトS
- RIKI-OH / 力王
- ベストオブアクション 死闘伝説
- 緊急呼出し エマージェンシー・コール
- 博多ムービー ちんちろまい
- ナトゥ 踊る!ニンジャ伝説
- キューティーハニー(武術指導)
- 深い衝撃(自主制作)
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