宮藤官九郎 : ウィキペディア(Wikipedia)

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宮藤 官九郎(くどう かんくろう、本名:宮藤 俊一郎(くどう しゅんいちろう)、1970年7月19日 - )は、日本の脚本家、俳優、作詞家、放送作家、映画監督、演出家。宮城県栗原市(旧栗原郡若柳町)出身。

愛称は「クドカン」「くんく」「クン兄」。及川光博からは「カンクちゃん」と呼ばれた事がある。 妻は振付師の八反田リコ。血液型はO型。

略歴

実家は文具店を経営。幼少時から文才を発揮し、作文コンクールなどでいくつもの賞を受賞する。

宮城県築館高等学校卒業、日本大学藝術学部放送学科中退。中退した理由の一つに、友人がほとんどおらず、つまらなかったからだと語っている。

松尾スズキ主宰の劇団「大人計画」に所属。その後、バラエティ番組の構成作家としての活動も行う。

1995年、暴動として、破壊(阿部サダヲ)、バイト君(村杉蝉之介)との3名でグループ魂を結成。2005年には、『君にジュースを買ってあげる♥』で第56回NHK紅白歌合戦出場。

『木更津キャッツアイ』や、『タイガー&ドラゴン』などテレビドラマの脚本家として有名であるが、その幅広い活動が評価され、2003年度第41回ゴールデン・アロー賞特別賞を受賞。

2005年にしりあがり寿の漫画の映画化『真夜中の弥次さん喜多さん』で、映画監督デビューを果たす。

中学時代は河合その子と斉藤由貴のファンだった。2006年には、その斉藤由貴を主演に起用した『吾輩は主婦である』で、はじめて昼ドラマの脚本を手がけている。

2006年にアニメ映画『鉄コン筋クリート』に、声優として参加。舞台挨拶では「自分の声が嫌いである」と語った。

2006年11月に出版された枡野浩一の『ショートソング』に、短歌を寄稿。

井口昇監督のアダルトビデオに出演した経験がある。

脚本作品

映画

  • GO(2001年、金城一紀原作)
    • 2001年読売文学賞(戯曲・シナリオ賞)、2002年日本アカデミー賞最優秀脚本賞の受賞作品
  • ピンポン(2002年、松本大洋原作)
  • 木更津キャッツアイ 日本シリーズ(2003年)
  • アイデン&ティティ(2003年、みうらじゅん原作)
  • ドラッグストア・ガール(2004年)
  • ゼブラーマン(2004年)
  • 69 sixty nine(2004年、村上龍原作)
  • 真夜中の弥次さん喜多さん(2005年、しりあがり寿原作)
    • 2005年度新藤兼人賞金賞の受賞作品
  • 木更津キャッツアイ ワールドシリーズ(2006年)
  • 舞妓Haaaan!!!(2007年)
  • 少年メリケンサック(2009年、監督、構成も)
  • カムイ外伝(2009年、白土三平原作)
  • 鈍獣(2009年)
  • なくもんか(2009年秋公開)

テレビドラマ

  • コワイ童話「親ゆび姫」(1999年、TBS)
  • 悪いオンナ「占っちゃうぞ」(2000年、TBS)
  • 池袋ウエストゲートパーク(2000年・2003年、TBS、石田衣良原作)
  • ロケット・ボーイ(2001年、フジテレビ)
  • 木更津キャッツアイ(2002年、TBS) 芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞
  • いま、何待ち?(2002~2003年、フジテレビ)
  • ぼくの魔法使い(2003年、日本テレビ)
  • マンハッタンラブストーリー(2003年、TBS)
  • タイガー&ドラゴン(2005年、TBS) 第43回ギャラクシー賞大賞受賞
  • 吾輩は主婦である(2006年、TBS)
  • ガンジス河でバタフライ(2007年、メ~テレ、たかのてるこ原作)
  • 未来講師めぐる(2008年、テレビ朝日)
  • 流星の絆(2008年、TBS、東野圭吾原作)

舞台

  • 『ウーマンリブ』シリーズ(作・演出)
    • vol.1 『ナオミの夢』(1996年)
    • vol.2 『ずぶぬれの女』(1997年)
    • vol.3 『ニッキー・イズ・セックスハンター』(1998年)
    • vol.4 『ウーマンリブ発射!』(1999年)
    • vol.5 『グレープフルーツちょうだい』(2000年)
    • vol.6 『キラークイーン666』(2001年)
    • vol.7 『熊沢パンキース03』(2003年)
    • vol.8 『轟天VS港カヲル~ドラゴンロック!女たちよ、俺を愛してきれいになあれ』(2004年)
    • vol.9 『七人の恋人』(2005年)
    • vol.10 『ウーマンリブ先生』(2006年)
    • vol.11 『七人は僕の恋人』(2008年)
  • 大人計画本公演(作・演出)
    • 『春子ブックセンター』(2002年)
    • 『ドブの輝き』(2007年)より『涙事件』 ※三作品のうちの一つを担当
  • 外部公演(戯曲のみ)
    • 『鈍獣』(2004年) 第49回岸田國士戯曲賞受賞。
    • 『メタルマクベス』(2006年)劇団新感線へ提供。原作はウィリアム・シェイクスピア
    • 『蜉蝣峠』(2009年) 劇団新感線へ提供。
    • 大パルコ人「メカロックオペラ『R2C2』~サイボーグなのでバンド辞めます!~」(2009年)パルコプロデュース公演。演出も担当
    • 歌謡バラエティーショー『あべ一座』(2009年)NHK。構成・演出を担当
    • 『印獣』(2009年)パルコプロデュース・「ねずみの三銃士」第二回公演。

監督作品

映画

  • 『ティンポン』(2002年) ※『ピンポン』DVD映像特典として制作された短編映画。
  • 『真夜中の弥次さん喜多さん』(2005年)
  • 『少年メリケンサック』(2009年)

テレビ

  • 『木更津キャッツアイ』第7話「最初で最後の夜!」(2002年) ※映像作品監督デビュー作。

出演作品

オリジナルビデオ

  • 『痴漢白書2』(1995年11月10日)
  • 『女子高生スカトロ通信3 実習ダブル浣腸』(1996年01月15日)

映画

  • 『愛の新世界』(1994年)
  • 『キッズ・リターン』(1996年7月)
  • 『CROSS』(2001年12月)
  • 『日雇い刑事』(2002年4月)
  • 『ロックンロールミシン』(2002年)
  • 『13階段』(2003年2月)
  • 『福耳』(2003年9月、映画初主演作品)
  • 『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年5月)
  • 『この胸いっぱいの愛を』(2005年)
  • 『嫌われ松子の一生』(2006年)
  • 『鉄コン筋クリート』(2006年)
  • 『大帝の剣』(2007年)
  • 『クワイエットルームにようこそ』(2007年)
  • 『魍魎の匣』(2007年)
  • 『工藤深夜』 (2009年)

テレビ

  • 『TV's HIGH』(フジテレビ、構成も担当)
  • 『ワンナイR&R』(フジテレビ、ワンナイTHURSDAY時代から2003年7月まで構成も担当していた。2006年1月には、久々に登場した)
  • 『笑う犬の太陽』(フジテレビ、構成も担当)
  • 『いま何待ち?』(フジテレビ、構成も担当)
  • 『ロバートホール水』(フジテレビ、構成も担当)
  • 『氣志團』(2003年、フジテレビ。脚本も担当)
  • 『リチャードホール』(フジテレビ、構成も担当)
  • 『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送、顧問として出演)
  • 『感じるジャッカル』(2001~2002、フジテレビ。構成も担当)
  • 『ロクタロー』(1998~1999、フジテレビ。これは構成のみ)
  • 『ホレゆけ!スタア☆大作戦 ~まりもみ危機一髪!~』(YTVほか、2007年)
  • 『「ガンジス河でバタフライ」ができるまで~宮藤官九郎 史上最悪のインド・シナハン旅へ~』(2007 メ~テレ)
  • 『オーラの泉』(テレビ朝日、ゲストとして出演)
  • 『徹子の部屋』(テレビ朝日、ゲストとして出演)

テレビドラマ

  • 『ヘルプ!』(1995年、フジテレビ)
  • 『噂の探偵QAZ』(1995年、日本テレビ)
  • 『おいしい関係』
  • 『ギフト』(最終話)
  • 『踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル』
  • 『走れ公務員!』(1997年、フジテレビ。第7話)
  • 『金翅雀の群れ』(1999年、NHK教育テレビ)
  • 『シネマ・カクテル』(1999年、関西テレビ)
  • 『世にも奇妙な物語』
    • (1999年)秋の特別編「モザイク」
    • (2001年)秋の特別編「ママ新発売!」
  • 『ABC…XYZ』(1999年、フジテレビ)
  • 『悪いオンナ』(2000年、TBSテレビ)
  • 『二千年の恋』(フジテレビ。初回&最終話)
  • 『池袋ウエストゲートパーク』(最終話)
  • 『マッチポイント! ~女が勝負をかける時~』(2000年、NHK総合テレビ)
  • 『恋は余計なお世話』(2001年、フジテレビ。松尾スズキ脚本)
  • 『コウノトリなぜ紅い』(2001年、NHKハイビジョン)
  • 『夢のカリフォルニア』(2002年、TBSテレビ)
  • 『蝉しぐれ』(2003年、NHK総合テレビ)
  • 『ご近所探偵TOMOE』(2003年3月29日、WOWOW、ドラマW)
  • 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(2009年8月15日、TBS)日暮熟睡男 役

ラジオ

  • 『キック・ザ・カンクロー』(TBSラジオ)
  • 『カンクロード☆ヴァンダム』(JFN系)2007年4月~

CM

  • シノブフーズ「おにぎりQ」
  • 石川銀行
  • ぴあ
  • 任天堂ゲームボーイミクロ
  • 大塚製薬[ネイチャーメイド]
  • サッポロビールサッポロ雫<生>

連載

  • 『TV LIFE』(学習研究社)
  • 『週刊文春』「いまなんつった?」
  • 『週刊プレイボーイ』「ビガーパンツはもう穿かない ~スッポン官太くんの14歳で美女対談~」(2005年6月で終了)

CD

バンドグループ魂に、ギタリスト「暴動」として参加し、全作詞、一部作曲、コント構成などを手がけている。

  • 1stアルバム『GROOPER』
  • 2ndアルバム『Run魂Run』
  • 3rdアルバム『荒ぶる日本の魂たち』
  • 4thアルバム『TMC』
  • 5thアルバム『ぱつんぱつん』(2008年)
  • マキシシングル『竹内力』
  • セカンドマキシシングル『本田博太郎 ~ magical mystery UPAAAAAAAAA!!!!! ~』
  • サードシングル『君にジュースを買ってあげる&hearts;』

ほか、外部アーティストに詞を提供した楽曲には、TOKIOの『ラブラブ&amp;hearts;マンハッタン』や、SMAPの『BANG! BANG! バカンス!』高見沢俊彦『騒音おばさんVS高音おじさん』などがある。

著書

出版された本:

  • 『宮藤官九郎の小部屋 宮藤官九郎と母』 (2007年5月 角川書店)
  • 『俺だって子供だ!』 (2008年 文藝春秋)
  • 小説『きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)』(2009年 太田出版)

関連項目

  • 脚本家一覧
  • 日本の映画スタッフ一覧
  • 宮城県出身の人物一覧
  • 磯山晶(TBSテレビのプロデューサー・演出家)
  • 矢作兼(おぎやはぎ)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2009/11/10 15:49 UTC (変更履歴
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