吉松育美 : ウィキペディア(Wikipedia)

吉松 育美(よしまつ いくみ、1987年6月21日 - )は、佐賀県出身の女優、モデル、活動家。ミス・インターナショナル2012◎ミス世界に吉松さん 特別賞も吉松育美さん 2012年10月22日 11:08 共同通信。合同会社IYグローバル代表取締役。

人物

佐賀県鳥栖市出身。聖心女子大学卒業ミス日本代表は世界一美女の後輩 nikkansports.com 2012年11月4日21時22分。実父・幸宏は陸上競技選手として400ハードルで第64回日本陸上競技選手権大会に優勝過去の優勝者・記録 男子400mハードル、1980年モスクワオリンピック陸上競技日本代表朝日新聞 2013年1月1日朝刊第3部 8面であった(日本がボイコットしたため出場出来なかった)。小・中学生時はバレーボールを行っていたが、後に、自らも父と同じ陸上競技・ハードル種目で活躍、佐賀県立鳥栖高等学校時代に佐賀県高校総体女子100mハードルで優勝ミス・インターナショナル誕生 郷里に勇気 するなど、アスリートとしての一面を持っている。2012年には東京マラソンでフルマラソンにも挑戦した。大学時代からミス・インターナショナルを目指していた吉松育美さんが城北中で講演 2015年11月01日 10時01分 佐賀新聞。

2012年ミス・インターナショナル日本代表に選出され、10月に沖縄県で行われた世界大会に出場する。日本人として初めて「ミス・インターナショナル」優勝、ミス・フォトジェニックとあわせて2冠を手にした。その後、吉松は地元の鳥栖市で凱旋パレードを行い約1万2000人(主催者発表)が集まった世界一の笑顔凱旋 吉松さん鳥栖でパレード 2012年12月02日更新 佐賀新聞。同月29日に勤務先のパソナグループ本社で優勝を報告した。

2013年1月、アメリカのバラク・オバマ大統領の2期目の就任式に招待され、同日ジョン・ケリー上院議員とも会話をする機会に恵まれた。

ミス・インターナショナル任期満了の直前になった2013年12月、所属しているプロダクション役員から脅迫やストーカー行為の被害を受けていたことを自らのブログ記事で告白し、日本外国特派員協会で記者会見を行った - 日本外国特派員協会公式YouTubeチャンネル、2013年12月16日。しかし、2016年2月、和解が成立Japan’s first Miss International, Ikumi Yoshimatsu, settles stalking lawsuit Feb 17, 2016 Japan Times、吉松はブログでそれまでの発言をすべて撤回し、謝罪文を掲載した吉松育美オフィシャルブログ「Beauty Healthy Happy」トップページ 世界女王吉松育美 全面謝罪&発言撤回 2016年2月17日 デイリースポーツ online。同時に同役員が吉松に接触しないことを誓ったともされる。

2013年1月1日をもって独立、自身の個人マネジメント事務所「IY GLOBAL」を設立した。

2014年、アメリカ合衆国を中心に女優・スタントウーマンなどで活躍し、自らが出演したドラマ「ウェスト・ワールド」のスタントマンチームでエミー賞ノミネートを受けたことがあった。

2020年、全世界的な新型コロナウィルスにより、アメリカでの海外ドラマの撮影がキャンセルされる中、活動拠点とマネジメント事務所の本部も九州に移転し、フィルムコミッション(ロケーション誘致)活動に取り組む姿勢を打ち出す元ミス・インターナショナル 吉松さん(鳥栖市出身)九州拠点に活動へ「海外作品のロケ誘致を」 佐賀新聞。また、自らのミス・インターナショナル日本代表・世界大会グランプリの活動経験を生かして、将来ミスコンテストへの出場を目指す女性を中心に、そのメソッドを伝承することを目指した「IYG ビューティーアカデミー」IYGビューティーアカデミーを主宰。自らもインストラクターとしても活躍しており、2021年・ミス・スプラナショナル日本大会において、同アカデミーの生徒が日本代表として世界大会出場権を獲得した事例もある。

活動

内閣府が主催する「少子化タスクフォース」の委員にも選ばれた他、2020年オリンピック招致アドバイザーも務めた。

自身が執筆した初の書籍「Making世界一」と写真集「IKUMI YOSHIMATSU HOLLYWOOD DEBUT」を出版、写真集はアメリカ、ロサンゼルスで出版記念イベントを行っている。

出演・取材を受けた番組・出演したイベント

  • インターFM(隔週金曜日13:00-15:00の生放送番組担当)
  • TOKYO FM「Tokyo Tower Presents 吉松育美のDiamond veil」(毎週土曜日20:00-20:30 エフエム佐賀もネット)
  • 上海国際映画祭「ALWAYS三丁目の夕日’64」PR 舞台挨拶
  • 韓国世界万博 JAPAN DAY
  • 東京ガールズコレクション名古屋
  • NHK総合テレビジョン NHKニュースおはよう日本
  • NEWS ZERO(日本テレビ)
  • 中居正広の金曜日のスマたちへ(TBS)
  • 森田一義アワー 笑っていいとも!「テレフォンショッキング」(フジテレビ、2012年11月20日)
  • スッキリ!!(日本テレビ)
  • はなまるマーケット(TBS)
  • 世界まる見え!テレビ特捜部「世界の美男美女特集」(日本テレビ)
  • 天才てれびくん(NHK教育)
  • 真相報道 バンキシャ!(日本テレビ)2時間SP生出演
  • ウェークアップ!ぷらす
  • 元旦特番「日本が見た60年」(NHK)
  • ナイトシャッフル(福岡放送)
  • ランスマ!(NHKBS1)
  • 日曜ビッグバラエティ「突撃訪問!有名人の仰天ペアレンツ」(テレビ東京)
  • CBS NEWS (米国)
  • ABC NEWS(米国)
  • for〜歓声を生んだ感動ストーリー〜(テレビ朝日)
  • 辰巳琢郎の葡萄酒浪漫(BSフジ)
  • 福岡博多警察一日署長
  • イブニング長崎・ニュースただいま佐賀(NHK総合長崎・佐賀)2022年5月より週1回(原則火曜)、西九州新幹線区間開業を2022年9月に控え、長崎・佐賀の魅力を伝える旅行コーナー「長崎・佐賀おとなりモノがたり」を担当。2023年10月からは国民スポーツ大会SAGA2024のキャンペーン「さがめぐり まるっと20」の中で月曜日を中心に随時放送される「6分間のショートトリップ」を担当

雑誌

  • 25ans
  • 地球の走り方
  • 週刊ポスト「美女のお父さんは有名選手」
  • 女性自身「世界一輝く女になる!ライトエクササイズ」
  • Women’s Shape 表紙
  • 美人百花「幸福美女図鑑」
  • Number DO特集
  • 25ansウェディング
  • CREA (雑誌)
  • 美ST
  • THE HUFFINGTON POST

その他活動

  • IOC招致委員 内閣総理大臣・安倍晋三による公式晩餐会 出席
  • オリンピック招致決起会特別ゲストスピーチ
  • 東京マラソン エキスポ開会式 特別ゲスト
  • 東京マラソン スターター
  • 東京マラソン フレンドシップラン ゲストランナー
  • 内閣府 少子化対策検討会議メンバー
  • 青年会議所(IJC)会頭対談
  • 学生外交グローバルネットワーク(日本、アメリカ)
  • さが桜マラソン ゲストランナー
  • 未来への道1000Kmリレー ゲストランナー(岩手県陸前高田市)
  • スマートフォンアプリ「ゲーム・オブ・ウォー」イメージキャラクター
  • スマートフォンアプリ「CASH SHOW」日本向けMC
  • YouTube番組「クイズナビューティー」2020年から新型コロナウィルス対策でのおうち時間に楽しんでもらえるようにと、吉松の活動拠点を福岡・九州に移す前後から始めた双方向クイズ番組で、吉松の過去の経験・メソッドによる美容情報や、最近の国内外のトピックスからクイズを出題している。(2021年9月をもって内容拡充と、吉松のインストラクター事業拡大の関係等から一時休止中)

受賞歴

  • 準ミス・ビキニ・インターナショナル・ジャパン2007
  • ミス・インターナショナル2012(日本人初)
  • ミスフォトジェニック賞受賞
  • 2012年佐賀県鳥栖市市民栄誉賞受賞
  • 2012年ベストビューティストアワード 特別賞
  • カンロ受賞 のどオブザイヤー【カンロ】「のどオブザイヤー2012」表彰式を開催 2013年1月31日 ダイヤモンド・フリーマン
  • サクラメント(カリフォルニア州州都)から感謝状
  • ロサンゼルスから感謝状

関連書籍

著書

  • 『Making 世界一』 東京書籍、2013年。ISBN 978-4487807956。

PHOTO COLLECTION

  • 『IKUMI YOSHIMATSU Hollywood Debut』 IY GLOBAL, LLC、2013年。ISBN 978-0990009603

参照

  • 『努力の人』「交友抄」日本経済新聞 2012年11月22日朝刊40面

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/24 00:17 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「吉松育美」の人物情報へ