カティ・オウティネン : ウィキペディア(Wikipedia)

カティ・オウティネン(Kati Outinen, 1961年8月17日 - )は、フィンランド・ヘルシンキ出身の女優。

来歴

子役から始まり、演劇やテレビドラマへの出演のほか、声優としても活動。アキ・カウリスマキ監督作品の主役級の常連として国際的に知られ、北欧のみならずアメリカ・ドイツ・フランスなどの外国映画にも出演している。2002年、『過去のない男』でカンヌ国際映画祭 女優賞を受賞。

2002年から2013年まで、で演技の教官を務めた。また、連続テレビドラマ『Salatut elämät』の脚本に貢献したほか、記憶障害をテーマとした舞台『Yhä tabuja』を自作自演するなど、脚本家・舞台監督としても活躍している。

主な出演作品

  • Varjoja paratiisissa (1986)
  • ハムレット・ゴーズ・ビジネス Hamlet liikemaailmassa (1987)
  • マッチ工場の少女 Tulitikkutehtaan tyttö (1990)
  • 愛しのタチアナ Pidä huivista kiinni, Tatjana (1994)
  • 浮き雲 Kauas pilvet karkaavat (1996)
  • ハンネス、列車の旅 Trains'n'Roses (1998)
  • 白い花びら Juha (1999)
  • 過去のない男 Mies vailla menneisyyttä (2002)
  • 10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス Ten Minutes Older: The Trumpet (2002)
  • 街のあかり Laitakaupungin valot (2006)
  • ル・アーヴルの靴みがき Le Havre (2011)
  • 男と女 남과 여(2016)
  • 希望のかなた Toivon tuolla puolen (2017)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/12/31 09:30 UTC (変更履歴
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