エイドリアン・ブロディ
ニューヨーク出身。母親はハンガリー生まれの写真ジャーナリスト、シルビア・プラーキー。アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツと高校で演劇を学ぶ。フランシス・F・コッポラ、マーティン・スコセッシ、ウッディ・アレンの3監督によるオムニバス「ニューヨーク・ストーリー」(89)で映画デビュー。
テレンス・マリック監督作「シン・レッド・ライン」(98)で知られるようになり、「戦場のピアニスト」(02)でアカデミー主演男優賞を受賞した。以降は「ヴィレッジ」(03)、「プレデターズ」(10)、「ミッドナイト・イン・パリ」(11)などの話題作で活躍。
ウェス・アンダーソン監督作の常連として「ダージリン急行」(07)や「グランド・ブダペスト・ホテル」(14)、「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」(21)などに出演する。「クリーン ある殺し屋の献身」(21)では主演のほか、製作、脚本、音楽も兼ねた。