「ハウス・オブ・グッチ」がテレビドラマ化
2024年3月26日 12:00
映画「ハウス・オブ・グッチ」に続き、ファッション帝国を築いたグッチ一族を題材にしたドラマが制作されることが明らかになったと、米バラエティが報じている。
「ナルコス」や「Lupin ルパン」などを手がける仏製作会社ゴーモンは、一族の代表を務めるプロデューサーのジョルジオ・グッチと制作合意を取りつけた。創業者グッチオ・グッチの成功から家族間の抗争を経て、売却されるまでが描かれることになるという。
ジョルジオによると、ドラマ化案は映画版「ハウス・オブ・グッチ」が公開される前の2019年からあったという。
「ハウス・オブ・グッチ」は、サラ・ゲイ・フォーデンの同名ノンフィクション小説を下敷きに、3代目社長マウリツィオ・グッチの暗殺事件を軸に描かれており、マウリツィオ役をアダム・ドライバー、元妻のパトリツィア・レッジャーニをレディー・ガガが演じたほか、アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ・ジャレッド・レトという豪華キャストが出演。だが、遺族側は描写が不正確であるとして非難する声明を出していた。
ただし、新たに制作されるドラマ版は、グッチ家を美化するつもりはないという。「私たちは家族経営の物語を語ることに興味があります。なぜなら、それこそがグッチ・サーガの本質だからです」とジョルジオは語る。
現時点ではキャストや監督は未定だが、イタリア、アメリカ、イギリスでの撮影を予定しているという。
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