キーファー・サザーランド、傑作「スタンド・バイ・ミー」のタイトル誕生秘話を語る
2023年12月28日 08:00
青春映画の金字塔「スタンド・バイ・ミー」(ロブ・ライナー監督)のタイトルに隠された意外な秘話が、キャストであるキーファー・サザーランドによって明かされた。
同作はスティーブン・キングの中編集「恐怖の四季」に収録された「ザ・ボディ(原題)」の映画化だが、タイトルはベン・E・キングの挿入歌に合わせて「スタンド・バイ・ミー」となっている。
先日、米NBCのトーク番組の「トゥナイト・ショー・ウィズ・ジミー・ファロン」に出演したサザーランドは、タイトルが「スタンド・バイ・ミー」になったのは、撮影中のギターレッスンがきっかけだという。当時、撮影現場では共演者のリバー・フェニックスがギターの練習中で、「短時間にものすごい速度で上達していた」という。
そこでもともとギターが弾けるサザーランドは、「スタンド・バイ・ミー」の弾き語りを披露。
「するとリバーは『その歌のメロディ、いいね』と言った。それまで聴いたことがなかったんだ。それで、彼に教えていると、ロブ・ライナー監督が通りかかって、『その曲を聴くのはずいぶん久しぶりだな。いい曲だな』と言ったんだ」
会話はそこで終わったものの、その後、ライナー監督は「スタンド・バイ・ミー」を劇中で採用したばかりか、タイトルにしたのだという。
司会のファロンがタイトル変更はサザーランドのおかげかと聞くと、本人は「わからない。ただ、会話に出てきたことは確かだ」と返答している。