「トゥームレイダー」をドラマシリーズ化　米アマゾンが準備中

写真：Album/アフロ

米アマゾン・スタジオが、大ヒットドラマ「Fleabag フリーバッグ」のフィービー・ウォーラー＝ブリッジ指揮のもと、世界的人気を誇るアクションアドベンチャーゲーム「トゥームレイダー」をドラマ化する準備を進めていることがわかった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。

アンジェリーナ・ジョリーが主人公ララ・クロフトに扮した映画版「トゥームレイダー」は、2001年に第1作、03年に第2作が公開され、2作合わせた世界累計興行収入が4億4000万ドルを超える大ヒットを記録。18年には「リリーのすべて」のアリシア・ビカンダー主演、「THE WAVE ザ・ウェイブ」のローアル・ユートハウグ監督によるリブート版「トゥームレイダー　ファースト・ミッション」が製作されたほか、21年にはNetflixでアニメシリーズ化もされている。

ドラマシリーズ化にあたっては、アマゾンとの包括契約を延長したばかりのウォーラー＝ブリッジが脚本を執筆。ディミトリ・M・ジョンソン（「ソニック・ザ・ムービー」シリーズ）、アマンダ・グリーンブラット、ライアン・アンドリナと共同で制作総指揮を務める。ただし、女優として出演する予定はないとのことだ。

企画はまだ初期段階であるため、キャストやプロットなどの詳細については現時点で明らかになっていない。

自作のひとり芝居をもとに制作、脚本、主演を務めたドラマ「Fleabag フリーバッグ」がエミー賞やゴールデングローブ賞をはじめとする賞レースを席巻し、一躍時の人となったウォーラー＝ブリッジはその後、英人気ドラマ「キリング・イヴ Killing Eve」の企画・制作総指揮に加え、「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」の脚本のリライトも手がけるなど、売れっ子クリエイターとして活躍。全世界待望の「インディ・ジョーンズ」シリーズ最新作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」（6月30日日米同時公開）では、新たなヒロインとしてハリソン・フォードの相手役を務める。