「メイズ・ランナー」オーディション映像発掘！D・オブライエン、●●のせいで落ちかけた？

(C) 2018 Twentieth Century Fox Film

［映画.com ニュース］　シリーズ累計世界興行収入が10億ドルを突破した「メイズ・ランナー」の貴重なオーディション映像が、公開された。

2014年に第1作が製作され、完結編となる第3章「メイズ・ランナー　最期の迷宮」の日本公開を6月15日に控える本シリーズ。巨大迷路“グレード”を3年がかりで攻略したトーマス（ディラン・オブライエン）たちは、自分たちが人類を滅ぼす伝染病対策のための人体実験サンプルである事実を知る。そんな中、サンプルを求める秘密組織WCKDによって、仲間のミンホ（キー・ホン・リー）がさらわれてしまい、トーマスたちはミンホ奪還のために伝説のメイズ（迷宮）への侵入を試みる。

映像では、オブライエン、リー、ニュート役のトーマス・ブロディ＝サングスター、テレサ役のカヤ・スコデラーリオ、フライパン役のデクスター・ダーデンらの初々しい姿が映し出され、オーディションに真剣そのものの表情で挑むさまを確認できる。

スコデラーリオは「自信はまったくなかったわ。ダメだと思って泣きながら帰ったの。悔しくて、すぐにやけ食いしたわ」、ダーデンは「人生最悪の大失敗だったと落ち込んでた。翌日、エージェントから電話があり合格したと聞いて、信じられなかったよ！」とそれぞれに振り返っている。

シリーズ全作を手がけるウェス・ボール監督は、「キャスト全員にピンと来たんだ」と自信を見せつつ、「主人公のディラン（・オブライエン）以外はね。髪形を直したらハマッた」とジョーク交じりに語る。オブライエンは、当時を振り返り「別の撮影から直行したんだ。ジェルでガチガチに固めた髪でね。今見るとヤバい」と失笑する。ポール監督は最後に、「彼らはシリーズを通して成長した。キャストに恵まれたよ」と締めくくっている。

「メイズ・ランナー　最期の迷宮」は、6月15日から全国公開。