J・ムーア&O・アイザックの怪演対決!G・クルーニー監督「サバービコン」本編映像公開

2018年4月27日 11:00


オスカー・アイザックがイメージを一新
オスカー・アイザックがイメージを一新

[映画.com ニュース] オスカー俳優ジョージ・クルーニーがメガホン、「ノーカントリー」のジョエル&イーサン・コーエン兄弟が脚本を手がけた「サバービコン 仮面を被った街」の本編映像が、公開された。

オデッセイ」「ダウンサイズ」のマット・デイモン、「キングスマン ゴールデン・サークル」「ワンダーストラック」のオスカー女優ジュリアン・ムーア、「エクス・マキナ」や「スター・ウォーズ」シリーズのオスカー・アイザック、「ワンダー 君は太陽」(6月15日公開)、「ア・クワイエット・プレイス(原題)」(今秋公開)のノア・ジュプら、人気スターが集結したサスペンスタッチのドラマ。1950年代の郊外住宅で実際に起きた人種差別暴動をモチーフに、アメリカンドリームを絵に描いたような町・サバービコンで巻き起こる奇妙な事件を描く。

平和な生活を送っていたニッキー(ジュプ)と父ガードナー(デイモン)、母ローズ(ムーア)の生活は、ある日突然強盗に押し入られたことから一変。ローズはこの世を去ってしまい、伯母のマギー(ムーア2役)との新たな生活が始まる。そんななか、ガードナーは怪しい男たちに付きまとわれ、やがてニッキーの身にも危険が迫っていく。

このほど公開された映像では、なぜか奇妙な出来事が多発するガードナーを不審に思った保険調査員クーパー(アイザック)が自宅を訪問し、マギーを追いつめていく姿が描かれる。物腰柔らかに「偶然というものが嫌でも気になります」と切り出したクーパーは、「この件では色々ある」と鋭い目を向ける。マギーは何かを知っているのか、顔がどんどん引きつっていく。この先の展開がどのようになるのか、興味をかき立てる内容であると共に、ムーアとアイザックが繰り広げる絶妙な会話の“間”、アイザックのイメージを覆すエキセントリックなキャラクターと演技、ムーアの後ろめたい表情など、演技派同士のハイレベルな演技対決を堪能できる。

クーパーの役は、当初はクルーニーが演じる予定だったという。クルーニーは、「オスカー(・アイザック)はここ数年驚くような演技を見せてくれている俳優の1人だ。もともとコーエン兄弟からクーパー役をオファーされていたのは私だったから、オスカーが羨ましいよ。映画をかっさらっていくおいしい役どころなんだ」と解説している。

サバービコン 仮面を被った街」は、5月4日から全国公開。

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