スコセッシ監督&ディカプリオ、ルーズベルト大統領の伝記映画で再タッグ
2017年10月4日 11:03
[映画.com ニュース] マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオが、新作映画「ルーズベルト(原題)」で再びタッグを組むことが明らかになった。Deadlineが報じている。
同作は、第26代アメリカ大統領のセオドア・ルーズベルトが題材。副大統領を務めていたルーズベルトは、ウィリアム・マッキンリー大統領暗殺を機に、史上最年少となる42歳で大統領に就任。巨大資本の規制と国民の福祉強化を目指す「スクエア・ディール」を提唱し、アメリカ国民から愛された大統領として知られている。
軍人、作家、探検家としての顔を持ち、とくに自然保護活動を積極的に行った点では、ディカプリオと共通する。同企画は、ディカプリオの制作会社アッピアン・ウェイが立ち上げ、ファーストルック契約を結ぶパラマウント・ピクチャーズが獲得。ディカプリオ主演、スコセッシ監督作としてこれから準備が進められることになる。
脚本執筆はスコット・ブルームで、ディカプリオとスコセッシ監督のほか、ジェニファー・ダビッドソン、エマ・コスコフ、チャック・パチェコがプロデューサーを務める。ちなみに、ディカプリオとスコセッシは「ギャング・オブ・ニューヨーク」「アビエイター」「シャッター アイランド」「ディパーテッド」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」でタッグを組んでおり、今後もベストセラー小説「The Devil In The White City」と「Killers of The Flower Moon」の映画化でも相まみえる予定だ。