ウエンツ瑛士「禅と骨」で起用の中村高寛監督の熱さに感謝「一緒に仕事でき光栄」
2017年9月2日 15:55

舞台挨拶に立ったウエンツ瑛士、中村高寛監督ら
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[映画.com ニュース] 日系アメリカ人の禅僧ヘンリ・ミトワ氏を追ったドキュメンタリー映画「禅と骨」が9月2日、東京・ポレポレ東中野で封切られ、ドラマパートに出演したウエンツ瑛士、余貴美子、佐野史郎、チャド・マレーンと中村高寛監督が初日舞台挨拶を行った。
「ヨコハマメリー」で知られる中村監督の11年ぶりの新作で、80歳を目前に映画を作りたいと夢を追い求めたミトワ氏に密着。ドラマやアニメを融合させ、完成までに8年を費やした労作で「ドラマに出演していただいた俳優は、イメージ通りのキャストで感謝している。自分なりに納得した作品」と自信のほどをのぞかせた。
禅僧の枠にとらわれない言動や行動で知られたミトワ氏の青年期を演じたウエンツは、「ぶっ飛んだ人でしたが、そういう層ができる途中の段階なので、その時に感じた気持ちを大事にして演じた」と説明。「監督の熱さだけが伝わってきた。撮影は天候が悪かったり、ハプニングの連続だったけれど、監督がだんだんヘンリさんに見えてきて、魂が乗り移ってヘンリさんに言われているんじゃないかと思う瞬間がたびたびあった。そういう監督と一緒に仕事ができたことが光栄です」と感慨深げに振り返った。
ミトワ氏の母親役の余も、「私も監督がヘンリに見えることがあった。8年をかけた監督の思いの一部になれたことがうれしい」と笑顔。だが、顔が似ているという理由で!? ミトワ氏の兄役に抜てきされたチャドは「ウエンツさんが、あそこまで英語ができないとは知らなかった。合間にすごく必死に勉強する好青年で大好きになりました」とディスりつつも持ち上げていた。
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