トルコの古都で暮らす野良ネコ7匹映すドキュメンタリー映画、日本は11月公開!
2017年8月21日 09:00

[映画.com ニュース] ヨーロッパとアジアの文化交流地点である、トルコの古都イスタンブールに暮らす野良ネコたちを映し出すドキュメンタリー映画「Kedi」が、「猫が教えてくれたこと」の邦題で11月から日本公開されることが決定した。
映画の主役は、ある人にとっては生きがいとして、またある人にとっては生涯の相棒として、イスタンブールの人々に癒しと希望を与えながら自由気ままに暮らす7匹のネコだ。生まれたばかりの子ネコたちのために市場の食べものを狙う“サリ”、なでられるのが大好きな“ベンギュ”、レストラン近くに住みネズミ退治を仕事にしている義理堅い“アスラン”などを、地上10センチメートルの超ローポジションのカメラでとらえ、観客をネコにしか見ることのできない世界、そしてガイドブックには載っていないイスタンブールの美しい街並みに誘う。
アメリカでは当初、公開は1館のみだったが、その評判から瞬く間に130館に拡大。外国語ドキュメンタリー映画としては全米史上第3位の大ヒットを記録しただけでなく、米映画批評サイト「Rottentomatoes」では98%の高評価をたたき出し、観客および批評家から熱い支持を集めた。
監督・製作のジェイダ・トルンは、「ネコがふいに膝の上に乗ってきて、おとなしく背中をなでられながらゴロゴロと喉を鳴らしているような雰囲気の映画になればいいと思った」と語る。その言葉通り、映画はネコに愛し愛され築かれてきたイスタンブールだからこそあらわれる、人々とネコの幸福な関係性が全面に押し出されている。
またポスタービジュアルも完成し、7匹のなかの1匹である礼儀正しい紳士“デュマン”をアップで切り取った。もふもふした毛並みに、思わず顔をうずめたくなるようなキュートな仕上がりだ。「猫が教えてくれたこと」は、11月から東京・シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほかで全国順次公開。
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