玉木宏、日本人指揮者・近衛秀麿に迫る紀行番組への参加は「俳優としての財産」 : 映画ニュース

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玉木宏、日本人指揮者・近衛秀麿に迫る紀行番組への参加は「俳優としての財産」

2017年7月18日 14:40

会見した玉木宏

会見した玉木宏
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[映画.com ニュース] NHK BSプレミアムの紀行番組「玉木宏 音楽サスペンス紀行 マエストロ・ヒデマロ 亡命オーケストラの謎」の取材会が7月18日、東京・渋谷の同局で行われ、出演者の玉木宏が登壇した。

番組は、戦前からヨーロッパのドイツを拠点に活躍した日本人指揮者・近衛秀麿の実像に迫るドキュメンタリー。指揮者としての“表の顔”のほかに、多くのユダヤ人をナチスから守るべく国外に脱出させたという“もうひとつの顔”を持っていた近衛。玉木がヨーロッパ各地を巡りながら、音楽史に眠る“マエストロ・ヒデマロ”の謎の解明に挑む。

5月初旬から約3週間にわたり、ポーランド、ドイツ、ベルギー、フランス、スイスを巡った玉木。「近衛がユダヤ人とともに歩んだ“亡命ルート”を辿りながら旅をしてまいりました。世間には全く知られていない新しい情報をお届けできると思います」と語ると、各地で当時を知る生き証人たちへインタビューを敢行したことに触れて「印象的だったエピソードは、ひとつに絞れないほど。どの方のお話もインパクトが強い。第二次大戦中、ドイツの支配下にあった方々にインタビューする機会が多かったのですが、その当時を知っている人のお話を聞ける機会は中々少ないのでとても嬉しかったです」と感想を述べていた。

さらに俳優として「自分の目で色々なものを見て感じることが一番重要」だという玉木。「正直、この作品のお話をいただくまで近衛さんのことは知らなかった。たったひとりの人間の行動を知ることで、“人としてどうあるべきか”という深いところまで考えさせられた」と感慨深げに話すと「この旅に触れられたこと自体が、僕にとっては財産になると思っています」と胸中を吐露していた。

そして「当時日本人であるということは、ドイツ側の人間として見られることが当然だったはず。事実かどうかまだわかっていない部分も沢山ありますが、助けられる人を助けるという行動を起こしていたのであれば、日本人としては誇らしいです」と近衛秀麿への思いを明かすと、彼を突き動かした原動力をこう分析した。「音楽家として“音楽を守る”ということもしたかったんだと思いますね。幅広い人脈を持っていた方なので、きっと大勢の人々から愛されていたに違いない」と語っていた。

玉木宏 音楽サスペンス紀行 マエストロ・ヒデマロ 亡命オーケストラの謎」は、7月29日の午後8時からNHK BSプレミアムで放送。

(映画.com速報)

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