武田梨奈、サプライズバースデーに感涙!小林豊の手作りケーキは「店の100倍おいしい」

2016年6月15日 20:30


手づくりケーキにご満悦
手づくりケーキにご満悦

[映画.com ニュース] 武田梨奈が主演した愛媛・宇和島が舞台の映画「海すずめ」の完成披露試写会が6月15日、東京・新橋のヤクルトホールで行われ、武田をはじめ共演の小林豊佐生雪目黒祐樹吉行和子、メガホンをとった大森研一監督、宇和島伊達家13代当主・伊達宗信氏が舞台挨拶に出席した。

この日は武田の25歳の誕生日。壇上には、元パティシエの小林が丹精込めた手作りバースデーケーキが登場した。何も知らされていなかった武田は、サプライズ演出に「すごーい!」と満面の笑みで、小林は「高く積み上げたのは、『海すずめ』が天高く舞い上がり、大ヒットしてほしいという思いです。おめでとうございます!」と願いを込めた。さらに武田は口いっぱいにケーキを頬張り、「店で食べるケーキより、100倍おいしいです」と顔をほころばせていた。

そんな姿に、小林は「サプライズ、大成功~!」と歓喜した。そして降壇間際、小林の音頭を受けた客席が「誕生日おめでとう!」と祝福すると、武田は感極まった表情を浮かべ、舞台袖から中央へダッシュ。深々と頭を下げ、瞳の涙をぬぐいながら感謝の言葉を述べていた。

映画は、仙台藩祖・伊達政宗の長男・秀宗が宇和島藩を統治してから、400年の節目に行われた「宇和島伊達400年祭」を記念し製作したオリジナル作品。2作目が書けず地元にUターンし、図書館自転車課で働くようになった小説家・赤松雀が、宇和島伊達400年祭で必要になる書物探しや、自転車課存続のために奔走する姿を描いた。

主人公・雀役を等身大の魅力で演じきった武田は、「製作会見の時に『脚本を読んで、いい作品なるとしか思えなかった』と話しました」と振り返り、「脚本を超えるものを作らなければ、というプレッシャーがありました」と神妙な面持ちで吐露。しかし小林は「プレッシャー感じていたの? そうは見えなかったけど」と茶々をいれ、佐生も「(ご当地グルメを)食べていたよね」と指摘した。すると武田は、「1日7食くらい食べていました……」と観念したが、「でも小林さん、人のこと言えないですよね。30分くらい時間が空くと、『よし今だ、食いに行くぞ』ってどこかに行っていたじゃないですか!」と暴露していた。

海すずめ」は、7月2日から公開。

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