観客動員数900万人超、R指定で韓国歴代No.1ヒット作「インサイダーズ」メイキング映像独占入手！

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［映画.com ニュース］　イ・ビョンホン（「王になった男」「ターミネーター：新起動　ジェニシス」）、チョ・スンウ（「マラソン（2005）」）、ペク・ユンシク（「観相師　かんそうし」）といった実力派が結集し、韓国で観客動員900万人超の歴代No.1を記録（R指定映画として）した「インサイダーズ　内部者たち」の特別映像を、映画.comが独占入手した。アクションシーンの裏側を収めている。

財界・政界に強い影響力を持つイ・ガンヒ（ペク）の弟分として、汚れ仕事を一手に引き受けてきたチンピラのアン・サング（イ）は、自動車会社の裏金をめぐるファイルを手に入れて成り上がりを狙うが、失敗して転落人生を歩むことに。一方、裏金事件を捜査するウ・ジャンフン検事（チョ）は、アンにファイルを奪われたことから左遷されてしまう。共に辛酸をなめた2人は手を組み、関係者たちの告発に打って出ようとする。

映像では、アンが鬼の形相で鉄パイプを振り回す様子や、マンションの2階から飛び降りるシーン、イが感情をむき出しにしてゴルフクラブを振り回すシーンなどの撮影風景が映し出される。コ・ラクソン撮影監督（「悪いやつら」）とパク・ジョンリュル武術監督（「アジョシ」）は、本作について「“男の欲望”がテーマなので、ストレートに表現しました」（コ）、「派手なアクションより、“実生活”アクション」（パク）と語る。2人の言葉に象徴されるように、男たちの生々しい殴り合いが収められている。

照明監督のイ・スンビンは、作品のダークな世界観を色濃く出すためのこだわりを語っている。「力関係によって、照明を変えました。コンテナのシーンでは、サングの表情に感情がないときは逆光、激しい怒りを表現したいときは鮮明に赤裸々に（しています）」。「インサイダーズ　内部者たち」は、3月11日から全国公開。