NHK紅白歌合戦出場歌手発表 星野源、病気乗り越え初出場に感激「あこがれていた場所」
2015年11月26日 23:00
[映画.com ニュース] 大みそかの「第66回NHK紅白歌合戦」(午後7時15分~11時45分)の出場歌手が11月26日、東京・渋谷区の同局で発表された。紅組25組、白組26組の計51組で、テーマの「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」の特別企画として小林幸子が4年ぶりに復帰する。
初出場は紅白5組ずつの計10組。この日は、大原櫻子、Superfly、「乃木坂46」、「μ's」、「ゲスの極み乙女。」、星野源、山内惠介の7組が会見に臨んだ。
2012年末にくも膜下出血で倒れ、1年間の活動休止後に復活して初出場を射止めた星野は、「休んでいる時に音楽番組を見て格好いい、面白いと思い、もう1度あっち側にいきたいと感じたし、復帰してから音楽の作り方も変わったし、ずっと出たい、あこがれていた場所に立てて本当にうれしい」と満面の笑み。休養中に激励の手紙を送っていた総合司会の有働由美子アナウンサーに「有働さん、やったよ」とガッツポーズ。有働アナも、「源ちゃん、やったね」と喜びを共有した。
Superflyは、「今年は39公演のロングツアーで、お客さんにすごくパワーをもらった。それを思い切り放ち、今年一番パワフルに歌いたい」と意欲。大原も、「家族や友人と、どっちが勝つんだと汗をかく感じで見ていた番組。今朝聞いたばかりで、まだ実感は沸かないけれど、一生懸命楽しんで歌いたい」と感慨深げだ。
乃木坂46の生駒里奈は「うれしさを皆で共有できた。乃木坂らしいパフォーマンスでいい音楽を届けたい」と感涙。昨年は有力といわれながら出場を逃しただけに、桜井玲香は「去年は実力不足を痛感した。それがきっかけになって、今年は普段の活動や態度など1から見直して、メンバーで力を合わせて全力で走ってきた。今年の集大成をお見せできるよう頑張りたい」と意欲を見せた。
「ゲスの極み乙女。」は白組での出場で、ボーカル兼ギターの川谷絵音は「NHKには出にくいバンド名なのでうれしい」と自虐的なコメント。本番でのパフォーマンスについては、「今、アリーナツアーを回っていて、そこで(ベースの)休日課長がパイパイデカ子さんという女性に聖水をかけられる映像を流したら、ものすごいクレームがきた。だから、子供にも伝わりやすい演出をしたい」と話した。だが、有働アナから「NHK的にギリギリのワードが入っているので気をつけて」と、早速イエローカードを出されていた。
第66回NHK紅白歌合戦出場歌手()内は出場回数
【紅組】
E-girls(3)
いきものがかり(8)
石川さゆり(38)
今井美樹(2)
AKB48(8)
NMB48(3)
大原櫻子(初)
伍代夏子(22)
坂本冬美(27)
椎名林檎(3)
島津亜矢(2)
Superfly(初)
高橋真梨子(3)
天童よしみ(20)
AAA(6)
西野カナ(6)
乃木坂46(初)
Perfume(8)
藤あや子(21)
松田聖子(19)
水森かおり(13)
μ‘s(初)
miwa(3)
レベッカ(初)
和田アキ子(39)
【白組】
嵐(7)
五木ひろし(45)
EXILE(11)
X JAPAN(6)
関ジャニ∞(4)
ゲスの極み乙女。(初)
郷ひろみ(28)
ゴールデンボンバー(4)
近藤真彦(10)
三代目J Soul Brothers(4)
SMAP(23)
SEKAI NO OWARI(2)
Sexy Zone(3)
TOKIO(22)
徳永英明(10)
BUMP OF CHICKEN(初)
氷川きよし(16)
V6(2)
福山雅治(8)
星野源(初)
細川たかし(39)
三山ひろし(初)
美輪明宏(4)
森進一(48)
山内惠介(初)
ゆず(6)