「海賊じいちゃんの贈りもの」ロザムンド・パイク、インタビュー映像を入手

2015年10月9日 14:20

［映画.com ニュース］「ゴーン・ガール」のロザムンド・パイク主演の「海賊じいちゃんの贈りもの」が、10月10日から公開される。壊れかけた家族の再生を描いたコメディで、3人の子どもを持ち、夫との離婚を心に決めた主人公アビーを演じるパイクが作品を語ったインタビュー映像を映画.comが入手した。

おじいちゃんの誕生日を祝うために、久しぶりにスコットランドの自宅に集まったマクラウド一家の面々。しかし、別居中で破局寸前のダグとアビー夫妻、世間体ばかりを気にする成金の伯父、精神状態が不安定な伯母と、いずれもクセものぞろい。彼らの勝手な都合に振り回されるおじいちゃんとアビーの3人の子どもたちに、ある悲劇が襲いかかる。さらに、子どもたちの純粋無垢な行動がきっかけとなり、マクラウド一家は最大の危機を迎える。

この日パイクは、子供達をマスコミから守るために、不仲の夫婦が共同戦線を張るシーンを撮影予定で、「うわべだけでも夫婦仲が良さそうにマスコミに印象付けようとするの。すごく重要なシーンだから今から緊張してるわ」と明かし、脚本の感想や共演者とのエピソードを披露する。

本作の魅力は「驚きがあって、なおかつ笑える。感動もドラマもおかさしもあるわ。色々な要素が混ざり合っている。大人と子供の両方の視点で1つの物語を楽しめるし、私にとって特別な素晴らしい作品になりそうよ」と自信を見せる。また、観客にこの作品から何を感じてほしいかとの問いには、「ショックなシーンの中にも笑いがあるの。そして登場人物たちがまとう緊張感は観客にも伝わると思うわ。とても感動する作品よ。バカバカしさも深さもあって、何より笑えるわ」と語りかけている。

「海賊じいちゃんの贈りもの」は、10月10日から角川シネマほか全国で公開。