【国内映画ランキング】「映画ドラえもん」首位返り咲き、「ジュピター」は初登場6位

2015年3月31日 16:10


首位に返り咲いた「映画ドラえもん」
首位に返り咲いた「映画ドラえもん」

[映画.com ニュース] 3月28~29日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。関東地方も桜が開花しお花見日和となった週末、前週「映画 暗殺教室」に首位を奪われた「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)」が、公開4週目に再び1位に返り咲いた。週末2日間で動員26万7559人、興収3億0958万6900円をあげ、前週動員比90.4%と高い動員力を見せた。累計動員225万人、興収25億円を突破している。

2位に後退した「映画 暗殺教室」ではあるが、公開2週目にして累計動員100万人、興収12億円を突破し好調をキープ。依然として最終興収30億円が狙える興行を展開し、ジャニーズ系俳優の山田涼介が映画初主演した作品が春休み興行を盛り上げている。

全国663スクリーンで公開され、初登場3位スタートを切った「ナイト ミュージアム エジプト王の秘密」は、2週目も3位を維持する粘りを見せた。春休みの定番ファミリー向けアニメ「映画ドラえもん」と、若者向けのコミカル教育エンターテインメント「映画 暗殺教室」を向こうに回し、洋画のファミリー向け人気アドベンチャーが健闘を見せている。

新作では、SFアクション超大作「ジュピター」が初登場6位スタートとなった。全国469スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員8万8739人、興収1億2700万9900円の成績。「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー姉弟監督が手がけた完全オリジナルの最新SFということで注目されたが、興収10億円には手が届かない出足となった。

女子中高生を中心に動員している青春ラブストーリー「ストロボ・エッジ」が順位を一つ上げ腰の強い興行を見せており、その他はワンランクずつ順位を下げているが、10位の「アメリカン・スナイパー」が公開5週目で遂に累計興収20億円を突破した。

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