山田涼介「暗殺教室」主役抜てきに「悩んだ時期もあった」と告白
2015年3月4日 17:49

[映画.com ニュース]「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が映画初主演を飾った「映画 暗殺教室」の完成報告会見が3月4日、都内で行われ、山田をはじめ共演の菅田将暉、山本舞香、知英、椎名桔平、羽住英一郎監督が出席した。
累計発行部数1350万部を突破した松井優征氏による人気コミックを、「海猿」シリーズの羽住監督が実写映画化。進学校・椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラスの中学生たちが、マッハ20で動き回る担任「殺せんせー(ころせんせー)」の暗殺をめぐり奮闘する姿を描く。
主人公・潮田渚役に抜てきされた山田は、「ライブの本番前に別室に呼び出されてファイルを渡され、『これ(映画)やるよ』と言われて、どんな気持ちでライブやればいいんだろうと思った」と振り返る。そして「原作で見る渚は女の子っぽい男の子、引っ込み思案なので、僕には当てはまらないと思い、僕よりも適した人間がいるんじゃないかと悩んだ時期もあった」と告白したが、椎名から役になじんでいたと太鼓判を押されると、安どの声を漏らした。
原作の大ファンで、松井氏と対談したこともあるという菅田は、渚の親友・赤羽業に扮しており、「エンタテインメント作品として世に出るだけでもわくわくしたが、そこに自分が……。撮影している時も、松井先生から『業、人気投票1位だったよ』とプレッシャーも頂きました」と感慨深げ。イリーナ・イェラビッチ役で映画初出演を果たした知英は、「声とか足の組み方とかを、どうしたらセクシーに見えるか研究した」といい、「初めて日本に住んで、初めての地方ロケで、すべてが初めてだったんですけど毎日が勉強になりました」とほほ笑んだ。
クラスの副担任・烏間惟臣役の椎名は、意外にも教師役は初挑戦だといい、「生徒さん30人くらいの前に立つシーンで、こういう光景ないなと思って新鮮だった」。羽住監督は「群馬県にオープンセットを建てて、約1カ月間、合宿スタイルで皆で宿泊して撮影した。演者のみんなも仲良く、クラスの雰囲気が出ていて良かった」と胸を張っていた。
「映画 暗殺教室」は、3月21日から全国公開。
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