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イラン映画「メルボルン」の新鋭監督、主演2人に頼んだのは「ノーアクト」

2014年10月29日 22:20

ニマ・ジャウィディ監督「メルボルン」

ニマ・ジャウィディ監督
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[映画.com ニュース]第27回東京国際映画祭のコンペティション部門に選出されたイラン映画「メルボルン」が10月29日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、ニマ・ジャウィディ監督が会見した。

若い夫婦が海外移住のため荷造りをするが、出発当日になっても訪問客や電話対応に追われ、一向に準備が進まない。そんな中、夫婦を急転直下の大事件が襲う。本作で長編デビューを飾った新鋭ジャウィディ監督が描く、人間の心理を突くサスペンス。

これまではCM製作に携わってきたジャウィディ監督だが、長編映画に挑戦した理由を「ひとつの自分の気持ちを表現できるのは“物語”だと思っている。人の心を訴えていけるとずっと思っていた」と明かす。さらに、「1作目なので監督としては目立ちたかったが、演出面で自分もクルーも存在感を消すことが一番だと思った。脚本やストーリーの後ろに隠れたほうがいい」と謙虚に語った。

若い夫婦に扮した主演のネガル・ジャワヘリアンマニ・ハギギについて聞かれると、「ものすごいパワーを持っている2人は名優で、彼らからいろいろ学びました」と賛辞を送る。そして「彼らに一番頼んだのは、『ノーアクト』。今まで演出されたことをすべて忘れて、『演じないように演じてください』と言った」とユニークな指導法を披露した。

また、「観客に判断をゆだねるラストシーンだった」と指摘されると「全世界の映画にはすべてを説明してしまう映画が増えている。私はそれを映画の『ばい菌』だと呼んでいる。すべてを説明すると、見る側のモラルを疑っているように思い、それはしたくない」と持論を展開。「大きな質問を残したまま終えるのも好きではない。ある程度の疑問を持たせて終わらせた方が良い。自分の考えたエンディングは、皆さんを考えさせたのではないかと思う」と胸を張っていた。

第27回東京国際映画祭は、10月31日まで。

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