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アートや政治を通して描くコロンビアの青春映画 新鋭ナビア監督「リアルさを追求した」

2014年10月27日 18:42

オスカル・ルイス・ナビア監督(右)とゲイリー・ポランコ「ロス・ホンゴス」

オスカル・ルイス・ナビア監督(右)とゲイリー・ポランコ
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[映画.com ニュース] 第27回東京国際映画祭コンペティション出品作「ロス・ホンゴス」の上映が10月27日TOHOシネマズ六本木であり、オスカル・ルイス・ナビア監督、プロデューサーのゲイリー・ポランコが会見した。

グラフィティ・アートの趣味を共有するふたりの青年が、大規模なゲリラ・ペインティング企画に参加する。様々な世代の音楽、そして宗教や政治やジェンダーなど、コロンビアの今を伝える青春映画。

第1作「Crab Trap」(2010)がベルリン映画祭で国際批評家連盟賞受賞、続いてプロデューサー作の「La Sirga」(13)がカンヌ映画祭で上映されるなど気鋭の新進監督として活躍するナビア監督。今作は、若者たちのカルチャーのほか、様々な家族の関係性も描かれる。「私の祖母が亡くなったことがきっかけで、人生についての映画を作りたかった」と明かし、「若者と年配との関係性に共鳴して欲しいと考えました。若者をターゲットにしたかったので、アートや音楽を重要視しました」とテーマを語る。

1年半ほどの間に約700人のティーンエイジャーに会い、絵が描ける演技経験のないふたりの青年を主演に抜てき。監督の実母ら家族も様々な役柄で登場させた。「リアルな要素を反映したかったのです。アイディアに対して、リアルさを付加するのが俳優の役割」と持論を述べた。

祖母、母親、ガールフレンドら青年たちを取り巻く女性の描き方について問われると「女性たちは社会で重要な役割を果たしており、劇中では(青年たちの)母に対するあこがれや敬意を表現した。今の時代の女性はリベラルで自由になってきているが、さらにそうあるべき」とフェミニズムを訴えた。

東京国際映画祭は10月31日まで開催。

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