日本の若手監督が新企画をカンヌへ 「C2C‐Challenge to Cannes 2014」選考結果発表
2014年5月1日 09:10
[映画.com ニュース]日本の若い映画制作者に向け、世界を視野にしたインディペンデント映画の製作を支援する新プロジェクト「Gateway for Directors Japan」第1弾として、第67回カンヌ映画祭に若手映画監督・プロデューサーを派遣する長編映画企画公募プロジェクト「C2C‐Challenge to Cannes 2014」の選考結果が発表された。
全応募31企画の中から選ばれたのは、「サウダーヂ」富田克也監督(企画名「バンコクナイツ」)、「PASSION」濱口竜介監督(企画名「BRIDES(仮)」プロデューサー:高田聡)、「ほとりの朔子」深田晃司監督(企画名「さようなら」)、「NINIFUNI」真利子哲也監督(企画名「喧嘩の凡て(仮)」プロデューサー:朱永菁)の4組の映画監督とプロデューサー、そして20代の監督を対象とした「ユース特別枠 supported by wedovideo」として「虹色★ロケット」伊藤峻太監督(企画名「ユートピア」プロデューサー:大槻貴宏)の1企画がカンヌへ渡る。
「C2C‐Challenge to Cannes 2014」は、日仏文化協力90周年記念事業の一環で、選ばれた監督陣はカンヌ映画祭に集まる世界の映画関係者に向け、企画と作品のプレゼンテーションを行うほか、数々のミーティングやパネルディスカッションに参加、帰国後は「シズオカ×カンヌウィーク2014」で報告イベントを開催する。