閉館間近の東京・吉祥寺バウスシアターを引き継ぐ、新劇場建設の構想が発表 : 映画ニュース

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閉館間近の東京・吉祥寺バウスシアターを引き継ぐ、新劇場建設の構想が発表

2014年4月27日 04:00

舞台挨拶に立った平田薫ら「さよならケーキとふしぎなランプ」

舞台挨拶に立った平田薫ら
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[映画.com ニュース] 今年5月末で閉館となる東京・吉祥寺バウスシアターのクロージングを飾る1作「さよならケーキとふしぎなランプ」が4月26日、同館で封切られ、出演の平田薫梅垣義明金井純一監督、松江勇武プロデューサー、同館代表取締役の本田拓夫氏が舞台挨拶に立った。

吉祥寺を舞台とした映画を製作・上映するプロジェクト「ムサシノ吉祥寺で映画を撮ろう!」の第4弾。ケーキ作りが苦手なカフェのマスター(堂島孝平)と、父とケンカをして故郷の家を飛び出してきたパティシエ(平田)の交流を描く。

金井監督は、「去年まで隣の西荻窪に住んでいて、吉祥寺は好きな町だったので映画を撮れてうれしい。10日間という短い時間だったけれど、武蔵野市や三鷹市の温かい人々が支えてくれた」とロケ地への感謝を述べた。平田は、「どこかでお父さんを尊敬している役なので、『お父さん大嫌い!』とならないように大切に演じた。短髪の金髪にもなり、金髪の力に助けられて役のテンションに近づけた」と述懐した。

東北・仙台のロックフェス参加のため欠席となったシンガーソングライターの堂島は、「初めての俳優への挑戦で、当然ながら映画を作る現場も初めての経験。右も左も分からない状況で、上手いとか下手とかを良い意味で度外視して、監督に『オッケー』の言葉をもらう度にテストに受かっていくような感覚だった」とビデオメッセージを寄せた。

施設の老朽化を原因に閉館が決まった同館だが、本田氏は「大変申し訳ないなという気持ち。でも夢は捨てていない。町には文化が必要。今後も何かしらお役に立ちたい」と意欲的。武蔵野市を拠点に映画製作を続けてきた武蔵野映画社の松江プロデューサーは、同館閉館の報を受けすぐに劇場再建に向けて動き出したといい、「2年後をめどに新しい劇場を開設できるような方向で、支援してくれる方や吉祥寺駅から徒歩10分圏内の場所を探している」と新劇場建設の構想を発表した。また、「新たにシネコンができるのでは意味が違う。(劇場名も含め)ソフトな部分もそのまま引き継ぎたい」と、長年映画ファンに愛されてきた同館のスピリットを受け継ぐ姿勢を明らかにした。

第7回爆音映画祭を含む閉館イベント「THE LAST BAUS」は、6月10日まで開催中。

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