「X-MEN」ブライアン・シンガー監督、少年への性的虐待で訴えられる
2014年4月21日 10:00
[映画.com ニュース] 人気シリーズ最新作「X-MEN:フューチャー&パスト」の公開を間近に控えたブライアン・シンガー監督が、15年前に10代の少年を性的に虐待したとして、訴えを起こされた。
4月16日にハワイ連邦地裁に提出された訴状によれば、現在31歳の原告マイケル・イーガン氏は、17歳だった1999年当時、米ハワイの私邸で、シンガー監督からアルコールや薬物を強要され、レイプされたという。また、その際にシンガー監督は、俳優志望であったイーガン氏に対して、自作への出演約束をちらつかせたなどとしている。
これに対してシンガー監督の弁護士であるマーティ・シンガーは、訴えの内容は「完全にねつ造されたもの」だと反論し、イーガン氏とその弁護人に対して対抗訴訟も辞さない構えであるとの声明を発表。また、「X-MEN:フューチャー&パスト」の全米公開を5月23日(日本は5月30日)に控えたこのタイミングでの今回の訴訟は、明らかに売名行為だと断罪している。