二階堂ふみ「雨あがりの夜空に」熱唱する！「日々ロック」でトップアイドル役に

［映画.com ニュース］　女優の二階堂ふみが、入江悠監督の最新作「日々ロック」に出演することが明らかになった。日本中で知らない人はいないトップアイドル・宇田川咲役で、アイドルでありながら実は相当な酒好きという破天荒なキャラクター。撮影では、伝説のバンド・RCサクセションの「雨あがりの夜空に」を熱唱するほか、1000人規模のエキストラを動員するライブシーンに挑むという。

二階堂が演技で本格的な歌を披露するのは今回が初となるが、「コードのDが相変わらずベンベンいってしまいます。が、ロックな入江組に参加できることを幸せに感じています」と自然体のコメントを寄せている。野村周平演じる主人公・日々沼拓郎と出会うことで、運命が大きく変わっていくというヒロインをどのように体現していくのかに注目が集まる。

入江監督は、「劇場版　神聖かまってちゃん　ロックンロールは鳴り止まないっ」の主演の二階堂を抜てきしており、3年ぶりの再タッグ。初めて会った時のことを「セックス・ピストルズとかヴィターリー・カネフスキー監督とか、この子ほんとに16歳か！　と思うようなことを話したのを覚えています」と振り返っており、「また一緒に映画をつくれるのが心底嬉しいッス」とコメントを寄せた。

劇中で二階堂扮する咲が歌う楽曲は、某有名アーティストが提供しているという。石塚慶生プロデューサーは、「レディー・ガガのような表現欲と生命力を持った宇田川咲を、数々の作品で僕らの常識をぶち壊してくれた二階堂産に演じていただきたいと思ってオファーしました。新たなロックのミューズ、降臨です!!」と話している。

映画は、さえない高校生活をおくっていた拓郎が友人とバンドを結成し、卒業後は舞台を東京に移して伝説のライブハウスで活動を始め、世界的な人気を誇る咲との出会いによって運命が大きく変わっていく姿を描く。

「日々ロック」は、今秋に全国で公開。