井上真央“地味に”ヒット宣言　菜々緒は「ヒットしなければTwitterやめる」

［映画.com ニュース］　井上真央の主演最新作「白ゆき姫殺人事件」が3月29日、全国305スクリーンで封切られ、井上をはじめ共演の綾野剛、蓮佛美沙子、菜々緒、貫地谷しほり、中村義洋監督、原作者の湊かなえ氏が都内で舞台挨拶に立った。

美人OL殺人容疑をかけられる地味な同僚に扮した井上は、「普段も地味なんですが、こうやって多くの皆様に見ていただけて嬉しいです」とほほ笑んだ。劇中ではTwitterでのつぶやきが炎上を招くという設定のため、この日は「初日だからつぶやける」話を披露。井上は「地味にヒットしたい…なう。いや、うぃる」と明かし、「しぶとく長く、『いつもこの映画、（興行）ランキングに入っているよね』と言われるような作品になってくれたら」と説明した。

今作で銀幕デビューを飾った菜々緒は、「映画がヒットしなければTwitterやめます」と宣言。そして、「絶対にヒットするという自身があるので」と胸を張った。井上は「え～、どうしよう。地味にヒットでも大丈夫？　地味によろしくお願いします」と“地味”を連発して場内を盛り上げた。中村監督は「『アナ（と雪の女王）』がねえ。そろそろ、こっちの白ゆきに流れてくれたら」とフォローしていた。

事態を混乱させていく軽薄なテレビ局ディレクター役の綾野は、4月4日にクランクインする主演作「新宿スワン」（園子温監督）の役作りで金髪姿での登壇。司会から指摘されると、「そんなにクズっぽいですか？　年がいもなくすみません」と苦笑いし、客席に頭を下げていた。