妻夫木聡、池松壮亮ら演技派が見せる家族の姿 「ぼくたちの家族」予告入手

2014年2月1日 06:00


辞書作りの次に選んだ石井監督のテーマは“家族”
辞書作りの次に選んだ石井監督のテーマは“家族”

[映画.com ニュース] 注目の若手監督・石井裕也が家族をテーマに撮り上げた最新作「ぼくたちの家族」の予告編を、映画.comが独占で入手した。

母親の病気をきっかけにひとつになっていく家族を描いた、早見和真氏の同名小説を映画化。ごく平凡な一家の母・玲子が末期の脳腫瘍で余命1週間を宣告され、玲子は家族がバラバラになることを恐れながら、次第に認知症のようになっていく。そんな母を救うべく、残された長男、次男、父の3人の頼りない男たちが、家族として初めて一丸となって奔走する。

真面目な性格ゆえに引きこもりになった過去があるが、家族を背負って立つため、たくましくなっていく長男の浩介を妻夫木聡が演じ、「愛の渦」「大人ドロップ」など話題作への出演が続く若手注目株の池松壮亮が大学生の次男・俊平役。小さな会社の社長を務める父に長塚京三、病に倒れる母に原田美枝子が扮した。

妻夫木は、頑張れば頑張るほどおかしくも味のある、普通の男の持つ悲哀を好演。池松は、最初こそ家族と距離を置きながらも、次第に予想外の力を発揮して父や兄を支えていく弟の変化の過程を絶妙に表現している。長塚は見栄っ張りで頼りないものの、愛さずにいられない独特の人柄をかもし出し、原田は病のために天真爛漫になっていく母を、可憐さもたたえながら演じている。予告編は、さまざまな問題に直面したことで変化していく家族を、4人の実力派俳優たちがそれぞれの持ち味を生かして演じる姿を存分に堪能できる。5月24日から全国で公開。

Amazonで今すぐ購入
東京家族[Blu-ray/ブルーレイ]

東京家族[Blu-ray/ブルーレイ]

半世紀のあいだ、その時代、時代の〈家族〉と向き合ってきた山田洋次監督が、いま2012年の家族を描く。出演:妻夫木聡
映画「自分の事ばかりで情けなくなるよ」(初回限定盤)[DVD]

映画「自分の事ばかりで情けなくなるよ」(初回限定盤)[DVD]

新鋭監督・松居大悟が、ロックバンド“クリープハイプ”のフロントマン・尾崎世界観の原案を元に作り上げた一大青春群像映画!出演:池松壮亮

DVD・ブルーレイ

Powered by価格.com

関連ニュース