ジョージ・クルーニー監督＆主演作「ミケランジェロ・プロジェクト」特報公開

（C）2013 TWENTIETH CENTURY FOX

［映画.com ニュース］　ジョージ・クルーニーが監督、製作、脚本、主演を兼任し、第2次世界大戦中の実話を映画化したサスペンス「ミケランジェロ・プロジェクト」の特報映像が公開された。

第2次世界大戦下、ヨーロッパ各国に侵攻したナチ・ドイツは歴史的に重要な美術品の略奪を繰り返していた。ルーズベルト大統領から建造物や美術品を保護する任務を託された美術館館長フランク・ストークスは、建築家、彫刻家、美術学校の校長など専門家で構成される特殊チーム“モニュメンツ・メン”を結成し、7人のメンバーがミッションを遂行していく。やがて、ドイツにたどり着いたストークスらは、大量の美術品の隠し場所を探り当てるが、そこにはヒトラーの破壊指令を受けたナチが立ちはだかっていた。

史上最大、最高額のトレジャー・ハンティングを映画化したクルーニーの元には、マット・デイモン、ビル・マーレイ、ジョン・グッドマン、「アーティスト」のジャン・デュジャルダンら豪華キャストが結集し“モニュメンツ・メン”の個性豊かなメンバーを演じる。さらにケイト・ブランシェットが、美術品の保護に貢献した実在の女性をモデルにした物語のカギを握るヒロインとして参加する。

公開された特報映像では、兵士ではなく心から美術を愛する美術館館長をリーダーとする7人の特殊チーム“モニュメンツ・メン”が、ピカソやモネなど世紀の美術品を、迫りくるナチやタイムリミットと闘いながら奪還する姿が映し出される。サスペンスとアクションがふんだんに織り込まれ、作品への期待が高まる仕上がりだ。

「ミケランジェロ・プロジェクト」は2014年4月全国公開。