高岡早紀の女優魂に、本屋大賞作家が太鼓判
2013年4月27日 14:10

[映画.com ニュース] 女優の高岡早紀が4月27日、東京・有楽町の丸の内TOEI2で行われた主演作「モンスター」の初日舞台挨拶に、共演する遠藤要、稲葉友、大九明子監督とともに登壇した。
「海賊とよばれた男」で2013年本屋大賞を受賞した百田尚樹氏の話題作を原作に、醜い容姿に苦しむ女性が、整形手術で美しさを手にしたことから、予想外の愛憎劇が繰り広げられる。高岡は整形前の和子と、整形後の未帆を演じ分け「(醜い容姿の)特殊メイクは毎日2時間くらい。ヒロインは壮絶な人生をおくった女性。さまざまな人生を背負ってきた分、たくさんの感情を表現できておもしろかった」と振り返った。
百田氏からは「超絶的なブスの和子、そして絶世の美女である未帆。この両極端なふたりの女性をひとりの女優が演じていることが、この目で見ていても信じられないほどでした。高岡早紀さんこそ、本物の女優です」とコメントが寄せられた。すると、高岡は「百田さんの原作をそのまま表現しただけ」と謙そんしながらも、「本物の女優というお言葉は、やはりうれしい。これからも常に前を向き、年を重ねていきたい」と抱負を語った。
メガホンをとった大九監督(「恋するマドリ」「東京無印女子物語」)は、「タイトルは醜い和子のことだが、誰が本当のモンスターなのかと考えながら撮影した」と述懐。当初は整形前と整形後のヒロインを、ふたりの女優が演じる案もあったというが「映画のテーマは生き抜くということ。ひとりの女優に、映画のなかで生き抜いてほしかった」と明かし、「ずっと美人の人生をおくってきたから、演じるのはしんどかったと思う」と高岡をねぎらっていた。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ