「キック・アス2」女性悪役マザー・ロシアにボディービルダーが決定

2012年9月14日 11:10

［映画.com ニュース］　大ヒットアクションコメディ「キック・アス」の続編「Kick-Ass 2: Balls To The Wall（原題）」に新登場する女性悪役マザー・ロシアに、ウクライナ人女性ボディービルダーのオルガ・クールクリナが抜てきされた。

今年7月、オーディションに向けたマザー・ロシアのキャラクター情報として、元KGB（旧ソ連国家保安委員会）の捜査官でレッド・ミストのグループに所属、最も熟練した非情な暗殺者、ボディービルダーのような屈強な肉体を持つと同時にフェミニンな色香も漂わせる、と説明されていた。

製作陣は、25～40歳で身長180センチ以上の女優を対象に探していると伝えられていたが、米Colliderによれば、このほど身長188センチのクールクリナがマザー・ロシア役に選ばれたようだ。メガホンをとるジェフ・ワドロウ監督は先週、Twitterにレッド・ミスト役のクリストファー・ミンツ＝プラッセが、圧倒されたようにクールクリナを見上げる写真を掲載している。

続編は、落ちこぼれスーパーヒーローのキック・アス役のアーロン・ジョンソン、驚異的な戦闘スキルを備えた少女ヒット・ガール役のクロエ・モレッツ、マフィア組織の御曹司レッド・ミスト役のクリストファー・ミンツ＝プラッセ、ヒット・ガールの父ビッグ・ダディ役のニコラス・ケイジがカムバックするほか、悪と戦うヒーローチーム「ジャスティス・フォーエバー」を結成するザ・カーネル役としてジム・キャリーが出演する。2013年6月28日全米公開の予定。