「ハカイジュウ」実写化!「へんげ」監督制作の予告映像が公開
2012年7月6日 17:00
[映画.com ニュース] 本田真吾の人気漫画「ハカイジュウ」が、異色の夫婦愛を描いた映画「へんげ」の気鋭監督・大畑創と田口清隆により、実写化が実現。第7巻の発売にあわせ、ふたりが制作した予告映像が公開された。
「ハカイジュウ」は、2010年5月から「月刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中のモンスターパニック漫画。現在発売されている全6巻で、累計発行部数100万部を突破した。東京・立川で発生した地震をきっかけに、突如出没した異形の怪物によって街が地獄絵図と化すさまを描く。
同映像は、立川の次に破壊のターゲットとなる新宿が舞台。約80秒ほどのワンカット映像で、緒沢あかり、仁科貴扮する男女らが、怪物の犠牲となる瞬間を映し出す。「へんげ」で謎の変態を遂げる男を描いた大畑監督らしい生々しい描写で、不気味さを感じさせる怪物を映像化した。同映像は、第7巻の帯に掲載されているQRコードや、「へんげ」の公式サイトでも見ることができる。
今回のコラボレーションは、大畑監督と本田が「へんげ」のトークショーで、「『ハカイジュウ』の実写を撮りたい!」と意気投合したことからはじまった。撮影をふくめ、わずか10日で完成。本田は「本当に実写化できるか半信半疑でしたが、この映像はヤバいです。興奮しました!!」と絶賛している。