米ディズニーCEO、アップル社役員に
2011年11月16日 13:48
[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーのロバート・アイガー最高経営責任者(CEO)が、アップル社の取締役に起用されたと、バラエティ紙が報じた。
アップルの共同設立者で、10月に他界したスティーブ・ジョブズ氏は、ピクサー・アニメーション・スタジオをディズニーに売却時、個人筆頭株主になるとともに、ディズニーの役員に就任。これをきっかけに両社は関係を深め、アップルがiTunes Storeで米テレビ番組の配信を開始した際、ディズニーが最初にコンテンツを提供した経緯もある。
アイガーの取締役起用に関して、ティム・クックCEOは声明で以下のように述べた。「ディズニーにおける彼の戦略的なビジョンは、3つの基本的概念に基づいている。可能な限り最高のコンテンツを生み出すこと、革新を促進し最新技術を有効活用すること、世界中の新たな市場を開拓すること。こうした彼の姿勢は、アップルにぴったりだ」
また、ジョブズ氏がCEOを辞任してから務めていた会長職は、米バイオ医薬品大手ジェネンテックのアーサー・レビンソン会長が就任することになった。