ゾンビ映画史上No.1ヒット作「ゾンビランド」の日本公開が決定

(C)2009 Columbia Pictures Industries. Inc, and Beverly Blvd LLC All Rights Reserved

［映画.com ニュース］　昨年10月に全米で公開され、ゾンビ映画史上最大のヒットを飾った「ゾンビランド」の日本公開が決定。全米3900スクリーンで封切られ、興行成績約7560万ドルを記録した同作は、単なるゾンビ映画ではなくアクションやロードムービー、青春ラブストーリーなど娯楽的要素を全て盛り込んだ意欲作だ。

ハリウッドで3Dでの続編製作も決まっている同作は、全米公開と同時に初登場1位に立ち、4週連続でトップ10入り。各国でも大ヒットを記録し、ファンタスティック系映画祭として知られるスペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭では、観客賞を受賞した。

これまで、ゾンビ映画の全米興行成績で首位に君臨していたのは、約5900万ドルを稼いだ「ドーン・オブ・ザ・デッド」（2004）。「ゾンビランド」は、この記録を約1660万ドルも上回る快挙を成し遂げたことになる。

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ルーベン・フライシャー監督がメガホンをとった同作は、新型ウィルスの爆発感染で人類の大半が人食いゾンビになってしまった世界が舞台。“生き残るための32のルール”を作って生き延びてきた引きこもり青年が、最強のゾンビハンターや美人詐欺師姉妹と出会い、ゾンビがいないと噂される夢の遊園地を目指して冒険を繰り広げる姿を描く。

今年の第82回アカデミー賞助演男優賞に「ザ・メッセンジャー（原題）」でノミネートされたウッディ・ハレルソンが主演するほか、「イカとクジラ」のジェシー・アイゼンバーグ、「私の中のあなた」のアビゲイル・ブレスリンら。また、「ゴースト・バスターズ」のビル・マーレイも本人役でサプライズ出演している。

「ゾンビランド」は日活配給で、7月24日から全国で公開。