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「ジャニーズへの評価が変わった」荒戸源次郎「人間失格」生田斗真を絶賛

2010年2月25日 17:06

いずれはたっぷりの予算を使って 大娯楽活劇を撮りたいとか「人間失格」

いずれはたっぷりの予算を使って
大娯楽活劇を撮りたいとか
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[映画.com ニュース] 太宰治の生誕100周年を記念して、太宰の自伝的小説を映画化した文芸大作「人間失格」が2月20日より公開された。津軽の資産家の息子・大庭葉蔵が、上京して酒と女に溺れながら、彷徨う姿を描いた本作。メガホンをとったのは、「ツィゴイネルワイゼン」「どついたるねん」といった名作のプロデューサーとして知られ、03年には監督作「赤目四十八瀧心中未遂」で日本の映画賞を総なめにした荒戸源次郎だ。

「監督をと話をいただいて、約半世紀ぶりに『人間失格』を読み返してみたら、小説が巧妙で、どうにも歯が立たないと思ったんです。でも、私は根っから天の邪鬼の性分なので、これほど厄介だったら逆にやってみようかなと思ったんです(笑)」

そう語る荒戸監督だが、約30年にわたる映画人生で初のフリーランスとしての仕事は、かなり新鮮だったという。

「この30年間、好きなことしかやってきてないから、澱が溜まっていたんじゃないかな。選択の幅が狭くなっていたとも思うしね。だから今回、初めて雇われ監督をやってみて、他者の言うことを聞くのも悪くはないなって思いましたよ。でも、監督として神輿の上にじっとしているのも大変だということも分かった(笑)。今まで資金繰りからキャスティングまで、全部やってきたから、スタッフの気苦労が分かってしまうんです。もしも次回作があれば、こっちも歳だし、ボケも進行するだろうから、もう少しじっとしていられるかとは思うんだけど(笑)」

さらに新鮮だったと語るのが、京都・太秦の東映京都撮影所での撮影。「映画を撮るためのすべてが揃っていた」と振り返る。

「まさか、自分が太秦で映画を撮ることになろうとは。私たちが30年前に『ツィゴイネルワイゼン』を作ったときには既に、東京の撮影所はほとんどが貸しスタジオ化していたから、本質的な意味での撮影所と遭遇することは無いと諦めていたんです。だけど今回、幸運にも東映京都撮影所で撮影する機会に恵まれました。撮影所には照明の安藤清人さんのような職人さんがいて、モノに溢れている。映画の濃密な空気で満ちていて、撮影所での撮影を堪能しましたね」

東映太秦のベテランスタッフたちが、その佇まいや演技に興奮していたというのが、本作で銀幕デビューを飾ったジャニーズの生田斗真。荒戸監督も「斗真はモノが違う。そのままハリウッドに行っても通用するんじゃないかな」と賛辞を惜しまない。

「私は斗真や森田(剛)くんに会うまで、ジャニーズに対して非常に偏った見方をしていました。でもよく考えてみると、あの競合で生き残っているだけでもすごいし、すでに厳しい訓練を積んでいるわけですよ。だから彼らはレベルが違う。大概、葉蔵みたいな役をやると、篭もるか、エキセントリックになるかのどちらかになりがちなんです。でも斗真はどちらでもなかった。本人が考えている通りに芝居ができるということは、本当に大変なことなんだけど、それができている。頭で考えることはできても、なかなか実際にはできないからね。だから、今や私のジャニーズに対する評価は高いですよ(笑)。まだ他にも優れた映画俳優がいるんじゃないかってキョロキョロしているんですよ(笑)」

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